今年の最強寒波が襲来して、日本列島は日本海側を中心に大雪を降り続いています。冬本番を迎え、私も気になっていたスキー道具をベランダへ持ち出して手入れをした。幸いスキー板のエッジに錆は無く、リムーバースプレーで滑走面の汚れを落としエッジを研いて、後はワックスを塗ればいつでも滑れる状態にした。
その後タイヤチェーンを車に積んで近くの空地へ行き、タイヤにチェーンを装着する訓練をした。そんな私に暇そうな同年輩のオッちゃんが近づいて来て、「チェーンは後輪に付けちゃダメなんだよ」と、上から目線で私に話しかけてきた。
「分かってますよ。これは本番に備えて練習してるだけなんだから・・」と応えたら、「このチェーン何処で買ったの?幾らぐらいしたの?」などと親し気に会話を続けてくる。でも私がチョット迷惑そうな顔してるのが分かったのか、オッちゃんは「じゃあネ」と言って去って行った。
同じ境遇だから、オッちゃんが私と話をしたかった気持ちが少しばかり分かり、チョット冷たい態度だったかなと反省した。これが妙齢の女性相手だったら、きっと余分な事までぺらぺらと喋ったんだろう。幾ら齢を取っても、人間変わりません。
これでいつでもスキーへ行ける準備は整ったけれど、肝心のスキーに行きたいというヤル気が湧いてこない。どうも年齢が増えるのに反比例するように、スキーへの意欲が減っているようだ。ユーミンの「スキー天国」を聞いても心が弾まず、気持ちが熟成するまでもう少し待ってみましょう。