Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

大宮の氷川神社へ初詣

2020年01月04日 | お出掛け

 1月3日(金)

 正月の三箇日はノンビリと箱根駅伝のテレビ中継を観ていたい気分だったが、やっぱり初詣へ行かないと、良からぬ一年になりそうな気がする。有名な神社は大混雑するし、さりとて近場の神社ではありがたみが薄い。

 ほどほど有名でさして遠からずの手頃な神社は?と考えて・・・そうだ、久し振りにさいたま市大宮区の氷川神社へ行ってみようと思った。

 ほどほど有名とは言っても大宮の氷川神社は2400年の長い歴史を持ち、各地に点在する氷川神社の総本山と言える由緒正しき神社です。そしてもう一つ特筆すべき点は、本殿に繋がる参道が2キロもあって、これは参道としては日本一の長さ何だそうです。

 以前参拝して時は最寄の大宮駅から歩いたけれど、今日は参道入口となる一の鳥居から歩こうと思い、一駅先のさいたま新都心駅で電車を降りた。高層ビルに囲まれたさいたま新都心駅からしばらく歩いて一の鳥居に着いた。

 一の鳥居

 ここから自転車と歩行者だけが通行できる参道を進む。今は舗装されて風情は無いけれど、この道は昔の中山道の一部だそうで、気持の良い散歩道です。幾つかの車道を横切って二の鳥居手前に来ると、大宮駅方面から来た大勢の参拝者と合流して、参道は大混雑となりました。

 参道を進む。

 二の鳥居の手前(此処で大宮駅からの参拝者と合流する。)

 出店が連なる狭い参道をノロノロ歩き、三の鳥居を潜って境内に入る。此処で参拝者の行列は停滞し、警察官の指示に従って粛々と進む。行く人来る人でごった返す本殿でヤットコサ参拝したけれど、こんなに大勢押しかけちゃ神様も忙し過ぎて、ご利益も薄かろうと思うが、取りあえず今年一年の平穏と膝の不調が早く治りますようにと慌ただしくお願いをした。・・・・さてどんな一年となります事やら。

 出店が並ぶ狭い参道を本殿へ進む。

 遠くに楼門が見える。

 やっと楼門に着いた。

 本殿内の舞殿

 ごった返す本殿内の拝殿

 やっと参拝場所へ着いた。

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新聞記者が書いた闘病記「書かずに死ねるか。」を読んで

2020年01月03日 | 読書

 1月3日(金)

 3年前の6月だったか、膵臓ガンで亡くなった元NHK記者の近藤彰氏が書いた「どーもの休日」という本を紹介した事がありますが、今回紹介する「書かずに死ねるか」という本も朝日新聞の記者であった野上祐氏が書いた闘病記です。

 日本人の2人に1人が罹るガンは今やありふれた病気と言えますが、余命を宣告される末期ガンとなれば話は別で、よほどの奇蹟でも無ければ遠からず死を迎えるという惨酷な病気です。

 末期ガンの闘病記は生命の尽きる事をもって幕を閉じるので、涙を誘う悲しく切ない作品が殆どですが、末期の膵臓ガン患者であった野上記者が書いた本は些か趣きが異なります。

 ある時受けた人間ドッグの結果から、不意打ちにように末期の膵臓ガンであると知らされる。ここから彼の3年余に渡る闘病生活が始まる。「自分の病気を取材する。」と本の中に書かれているとおり、その後の闘病記録は感情を交えず淡々と書かれて行く。

 人間はあまりに衝撃的な出来事に遭遇すると、感情抑制のリミッターが作動して意外と冷静でいられると聞いた事がある。でも人間の感情はさざ波の如く揺れ動くので、野上記者も絶望感に打ちひしがれた瞬間があった事は間違いないだろう。

 しかし本の中の彼は命尽きる最後まで弱音を吐かず、自分の病と対峙して毅然と記者の役割を全うする。その強い精神力は、記者魂とでも言うのだろうか。最後に彼は自分が関わった多くの人々へ、「皆さん本当にお疲れさまでした。」と挨拶を残してペンを置く。

 「例え末期ガンに侵されても、最後まで人間らしく生きられる。」とこの本は世の人々を勇気づけてくれるような気がします。何かの折に是非ご一読を。

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令和2年の初日の出は雲の上からギラリと顔を出した。

2020年01月02日 | 日記

 1月1日(水)

 早いもので・・と言うより「早過ぎるよ~」という感じで、令和2年の元旦を迎えた。若い頃は「山男の年越しは雪山のテントの中でやるもんだ。」何て粋がっていたが、齢老いた今そんな馬鹿げた元気は無く、ここ十数年はNHKの紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞きながら新年を迎えるようになった。

 そして元旦の朝は我家のベランダから初日の出を拝んで、新年の願掛けをする。年末年始の関東平野は冬晴れの確率が高く、地平線から真っ赤な初日の出となる事が多いのだが、令和2年の初日の出は東の空にぶ厚い雲が横たわり、雲の上から一寸遅めの初日の出となった。

 来たる新年の目標は、一年間健康で過ごせる事これに尽きる。今は膝の調子が悪いので、これを完治するのが最優先課題です。その後に、できればやり残した熊野古道「奥駈け道」を完全踏破したいし、何処か海外の山も登りたい。そんなところかな。

 2020年はいよいよ東京オリンピックの年です。大会が大成功して、日本にとっても我が家にとっても平和で明るい1年でありますように切に願います。・・・、アッ勿論このブログを見てくださった心優しき皆様方にとってもです。

 令和2年の初日の出

 ついでに新年の富士山

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