1月11日(土)
2泊三日でスキーを滑るつもりだったが、土曜日の今日はゲレンデが混みそうだしスキーの疲れもあったので、切り替えて松本市内観光する事にした。松本市は西に北アルプス東に美ヶ原高原を望む風光明媚な街で何度も訪れている所だが、その多くは登山の時であまり観光巡りをした事がない。今日は妻のアッシー君に徹して、言われるがまま車を走らせた。
まず最初に向かったのが「松本美術館」、駅前から東に延びる大通り沿いにあるモダンな建物です。前衛芸術家の草間彌生さんの作品をメインに展示されていたが、前衛芸術を理解するには私のゲージュツ心は甚だ未熟で、それよりも一階コーナーに展示されていた地元市民の作品の数々が、郷土色豊かでとても興味深かった。
館内吹き抜けの通路
草間彌生さんの展示コーナー
地元市民の作品コーナー
次に向かった「松本民芸館」は、風情豊かな土蔵造りの建物です。この家の主であった民芸研究家の丸山太郎氏が収集した世界各地の民芸品の数々が展示されていた。周囲の風景も安曇野の里を味わえて雰囲気の良い所です。難点は街外れに在る為、車で無ければアクセスが不便という点かな。
松本民芸館入口
民芸品展示コーナー
次に指示をされたのが市内中心部にある「中町通り」で、此処は江戸時代の情緒を残す蔵造りの商店街です。民芸品のお店が幾つもあり妻の興味もそこにあったようだ。民芸品などトンと興味の無い私には退屈なだけの街で白けた顔で待っていたら、妻が「いいわよ。今度は私一人で来るから」と言いつつ車に乗り込んだ。
蔵造りの中町商店街
同 上
最後に向かったのが、松本市の北にあるこんもりとしたアルプス公園の丘に建つ「山と自然博物館」、最上階の展望台から望む北アルプスの眺めが圧巻です。館内には登山や自然に関する展示コーナーもあり、山好きな人には楽しい所です。
アルプス公園山と自然博物館
博物館展望台から北アルプスの眺め
これで今日の観光巡りは終了し、上信道経由で帰宅の途についた。三連休の初日にしては高速道路は混んでおらず、割とスムーズに我が家へ戻る事ができた。スキーと観光が楽しめてまずまずの三日間でした。