先日、広島へ出かけた時のこと。2日目の午後からは雪となり、傘をさして移動することになりました。時間が空いたのを機に広島美術館へ行ってきました。ミレー、モネ、ルノアール、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ、シャガール、モジリアーニ、ムンク、ロダン他の作品が展示されており、見ごたえがありました。
この日、広島美術館は開館35周年を記念して「日本画の精華」と銘打って、東京画壇と京都画壇の巨匠の作品が一堂に展示されていました。音声ガイドを頼りに、じっくり見終え、日本画と一括りにするには抵抗を感じるほどに、多様な作品として結実していることに少し驚きました。でも、それは、自らの個性を開花させようとした才能ある方々の挑戦の賜物なのだろうと思い至り、深い感銘を持って、館を後にしました。
《広島美術館》