透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「ふくらすずめ」たち

2023-01-03 16:23:32 | 日記

雪のち晴れ。最低気温−8.3℃、最高気温−4.6℃。

いつものように珈琲を淹れて始まった本日。

駅伝を見終えて、町内を散歩してきました。スズメたちが寛いでいる姿が遠くに見えたので、邪魔をしないようにズームにしてシャッターを切ったところです。

日射しはあったのですが、氷点下の冷気は肌に突き刺さります。スズメ達はふっくらして「ふくらすずめ」になっていました。

「ふくらすずめ(脹雀・福良雀)」を広辞苑第六版で引くと、「肥えふくれた雀の子。また、寒気のため全身の羽毛をふくらませた雀。」とありました。

雀は羽の中に空気の層を作って寒さを凌ぐのだそう。さらに集団で体を寄せ合って温め合っているとのことです。

仲間たちと息を合わせて行動するスズメたちは生きるすべを身に着けていて、つくづく賢いなと思います

また、ふくらすずめはふくふくとした佇まいから、食物に飢えることなく子孫繁栄を思わせることから縁起が良いとされているようです。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌。

情景がすーっと浮かんできました。解説も読んで、味わいを深めているところです。

今日は約16㌢の積雪はあったものの、日中は青空も広がる好天。「ふくらすずめ」という縁起の良いものを見られたこともあり、心安らぐ新年3日目となりました。

コメント
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