透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

雀の水浴びと新北のうた暦と

2023-01-13 21:12:04 | 日記

晴れ時々曇り。最低婚−14.1℃、最高気温5.6℃。

最高気温が5.6℃まで上がり、道のあちこちに水たまりができていました。

車道の端にできた水溜まりでは、スズメ達が水浴びをしていて車が通るたびに飛びあがっては戻るを繰り返しています。その様子がめずらしくもあり、なぜ、車道の縁でなのと思いつつもスズメ達が飛び去るまで眺めていました。

急に暖かくなった日は特別なことをしたくなるのかもしれません。これは雀に限ったことではないようようにも思います。

そして、本日の新北のうた暦の掲句は「雪鴎何のついでに思ひける」です。

「雪鴎」という言葉も抒情的だなと思います。深々と降る雪の中を飛ぶ鴎という情景がすでに何かを物語っているようで惹きつけられます。

続いて、「何のついでに」という言葉が、解説にあるように「機知に富んだ日常的」なものであるゆえに、この句を際立たせているのだろうと思いました。

コメント
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