透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

大寒の日は

2023-01-20 20:11:08 | 日記

雪のち晴れ。最低気温−6.9℃、最高気温0.7℃。

朝方、およそ10㌢の雪が積もり、除雪。

今日は大寒の日とだったのですが、最高気温がプラスに転じるなど暖かくなりました。

午後から北海道立図書館へ。貸し出しが禁じられている本を館内で詠んでいるうちに1時間以上経っていました。

4時半頃に図書館を出たのは4時半頃。辺りはまだ薄暗い程度で、日が永くなってきているのを実感できました。 

日が永くなるのは春に近づいているともいえます。寒さが一段と厳しくなるこれからですが、その向こうで待っている春を思って一歩一歩です。

新北のうた暦の掲句について、解説には「寡黙な句」とあります。

大寒の日にこの句は身に沁みました。

「遺されし後の寒さのつづきをり」

 

最近、寡黙さにより惹かれるようになりました。

言葉で表現しなければ伝わらないと言われて久しいし、それは真実なのでしょうが。

それでも「沈黙は金」というように、黙っていることも含めて、そこに意味があるのことを分かってくれたらという甘えに似た思いです。

それがどうなのかはともかく、大寒の日の今日は静かに・・・・・。

コメント
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