透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

大雪の最中と新北のうた暦と

2023-01-25 20:14:21 | 日記

雪。最低気温−13.6℃、最高気温 −9.9℃。

この冬一番の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置になった北海道。荒れた天気は明日の昼頃まで続くとNHKのニュースは伝えていました。明日午後6時までの降雪量は日本海側で60㌢になるとも。

今日も朝方から昼過ぎまで断続的に吹雪いていましたが、習い事へ行く頃には雪は止んでいました。ただ、氷点下の気温で風が強く、マスクをしていても顔が冷たかったです。

〈北海道新聞1月25日付け〉

有島武郎関係の記事が掲載されていました。記事についてのコメントは後日、機会があればと思っています。

北海道開拓の村には旧有島家住宅があり、本年、1月19日に撮影してきました。

〈旧有島家住宅〉

 

寒さの向こう側に、奇跡的な美の瞬間があるのを作者は垣間見た」のだと解説にあります。

凍える寒さがダイヤモンドダストの美しい世界を創り出すのです。

オホーツク管内に住んでいたころに、見たことがありました。

冷え切った空気中にキラキラと輝く様はなんともきれいで神秘的でした。最初、粉雪かと思ったのですが、星が空に瞬く晴れた日なのでそうではないはずと。空気中の水蒸気が小さな氷の結晶となるダイヤモンドダストだと知ったのは、後になってからです。

さて、当地はまだまだ厳しい寒さが続いていきます。が、その中でしか味わえない刺激的なものがあるらしいことをこの句と解説が思い出させてくれました。

寒さの中にある宝物を探しに出かけてみるのも悪くないかもしれません。

コメント
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