雪時々晴れ。最低気温−10.9℃、最高気温−5.4℃。
真冬日が続いています。
玄関の窓にはいつのまにか美しい氷の文様が描きあげられていました。
これは窓霜(まどしも)と呼ぶのだそうです。
2017年のウェザーニュースによると、
窓霜が見られるのは、一般に外気温が氷点下6度以下という寒さの厳しいとき。
窓霜は、空気中の水蒸気が凍ってできる氷の結晶の一種で、結晶のひとつひとつには、針状、羽毛状、樹枝状、板状、コップ状など、さまざまな形があるとのことです。
外気によって窓ガラスが冷やされ、ガラスに接する水蒸気も冷えて水滴に変わり、やがてその一部が氷点下まで冷やされて氷の結晶になります。
さらに、周りの水蒸気が急激に冷やされ、氷となってその結晶に付いていき、結晶はどんどん大きくなって美しい模様を作り出すのだそうです。
ヨーロッパのある地方には、窓霜についての次のような言い伝えがあるとのこと。
凍てつく寒い夜には、とげだらけのよう精が窓ガラスに氷の指紋をつけていく。このよう精は「ジャックフロスト」とよばれ、窓霜はその妖精の指紋なのです。
窓霜はとげだらけの妖精「ジャックフロスト」の指紋とは、何と興味をそそられるお話でしょう。
我家にも訪ねて来て、このような指紋を残していってくれたようです。このことからどんなメッセージを感じ取ったらよいのか、難問です。
本日の新北のうた暦の掲句です。
解説を読み、なるほどと納得がいって頬がゆるみました。
情景を思い浮かべる度に、ほっこりした気分を味わうことに・・・・。