透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園と魚眼図というコラム

2023-02-14 20:09:18 | 日記

雪時々晴れ。最低気温−16.2℃、最高気温−4.2℃。

午後から野幌森林公園・ふれあいコースを歩いてきました。踏みつけ道なので、バランスを崩すとずぼっと足を取られます。2~3回ほどで済んだので、良かったと言えます。

そして、ふれあいコースから車道に出るところでアカゲラに出合いました。食事にやってきたようです。

散歩しているとこうした生き物たちに出合うことがしばしばです。厳しい寒さなのに、気負うことなく暮らしている姿を見ると、いつもこちらが元気になれるから不思議です。

〈北海道新聞本日付け夕刊〉

 筆者はこの「スチュワードシップ」という言葉を留学から帰った知人から耳にして、目の前の扉が開かれる思いがしたそうです。この意味するところは土地や川や海、またそこに生きる植物や動物の恵みを人が受けながら、それらを守り、次世代に引き継いでいくことかと。

 特に大事なのは、大地も生きていて、その大地の中で、草木も、虫も、魚も、人を含む動物も生きているということ。さらに人は生きものの一員として切っても切れないこの命の循環が滞らないようにケアをする立場なのではないかと。

 筆者はそのようなつながりを示す言葉が「スチュワードシップ」で、日本語に訳すとすれば「大地のケア」辺りではないかと思い至るのです。

 最後にコラムはこう結ばれていました。

「人が大地をものとしてコントロールするのではなく、いのちとしてケアをし、大地からもケアされる。それを指す言葉が暮らしの軸となった時、そこにいのちの風景があらわれるだろう。」


命の循環が途切れることなく続くことと美しい地球という星が美しくあり続けられることとは同じなのだろうと思います。

壊されて、失われて初めてかけがえのないものが何かを浅はかな生き物は気づくのでしょう・・・・。

コメント
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