晴れのち雪。最低気温−17.4℃、最高気温−3.4℃。
ビーフシチュー
旧永山武四郎邸・旧三菱鉱業寮へ足を運んで来ました。
先ずは建物内を一巡り。和洋折衷の歴史を感じさせる造りは今も魅力が褪せるどころか増しているように感じました。驚くことに参観は無料です。
ランチタイムは旧永山武四郎邸の一角にある「和洋折衷喫茶ナガヤマレスト」にて。ビーフシチューを頂きました。彩もよく、ビーフは柔らかく煮込んであり味わい深かったです。
何より、歴史的建造物内にカフェが開かれ、そこでランチタイムを過ごせたことを嬉しく思いました。
永山邸とは?
明治・昭和、二つの時代を体感する空間
旧永山武四郎邸は、明治10年代前半、屯田事務局長時代の永山武四郎が私邸として建築しました。その後1911(明治44)年、三菱合資会社が永山邸の土地・建物を買収、1937(昭和12)年頃に三菱鉱業寮部分を増築しました。旧永山武四郎邸と旧三菱鉱業寮は、明治前半期・昭和期の時代様式をそれぞれよく表しており、それらが共存している点でも建築的価値が高い建物です。二つの時代の建物が共存する空間で歴史の物語を体感してください。
旧永山武四郎邸
明治前半期の北海道の和洋折衷上流住宅の好例であり、日本近代住宅史を考える上で高い価値を有しています。三菱合資会社の買収後は、重役専用の宿泊や札幌出張員事務所として使われました。重厚かつ簡素な意匠で、和洋折衷住宅成立の模索過程をよく伝えています。
旧三菱鉱業寮
炭鉱経営、金属鉱業などを行っていた三菱鉱業株式会社によって昭和12年頃に建築されました。このような民間企業の倶楽部が現存する例は道内に少なく、高い産業・文化史的価値を有しています。妻破風のハーフティンバー・モチーフ、丸窓など、昭和前期のモダンな洋館デザインが見られます。
旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮・ホームページより
本日の新北のうた暦の掲句です。
「十勝川音楽は凍るまいとする」
透き通った十勝川の水の流れや美しい白鳥の群れ、奏でられる「音楽は凍るまいとする」意思があるように思えました。その音楽は人智を超えたものかと。
「音楽は凍るまいとする」という表現に目を見張りました。