「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「境界に生きた心子」 ドラマ企画案の件

2007年05月10日 17時45分53秒 | 「境界に生きた心子」
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/46383043.html からの続き)

 3月30日の記事に ドラマ企画案のことを書いてから、

 担当プロデューサーの ご家族が入院したり、

 ゴールデンウィークをはさんでしまったりで

 打ち合わせがすっかり延びていましたが、やっと 会うことができました。

 前回 プロデューサーと顔合わせした時点では、

 プロデューサーは 僕の企画案と簡単なストーリーを 見ただけで、

 まだ 「境界に生きた心子」自体は 読んでませんでした。

(ボーダーについても 理解していなかった。)

 今回 拙著を読んでいただいたのですが、その結果、

 TVドラマにするには 重すぎて扱えない ということになってしまいました。(;_;)

 観ていて辛くなってしまう というのです。

 TVはエンターテイメント(ただ面白おかしいとか お涙頂戴というのではなく)なので、

 ボーダーは題材的に難しい と言っていました。

 プロデューサーは、「私の頭の中の消しゴム」(若年性アルツハイマーの映画)のように

 感動の話にできないかと 考えていたようですが、

 ボーダーは内容が違うので どう描いていいか分からない ということです。

 ドラマ化に向けて やっと第一歩を スタートできたと思いましたが、

 結局 最初のハードルで頓挫してしまいました。

 まあ、ことほどさように ドラマ化というのは壁が厚いのです。

 仕方ないことです。
 

 そのプロデューサーは、僕の以前の別の作品も 見てくれたのですが、

 ホスピスをテーマにした 「生死命(いのち)」というマンガのほうに

 かなり関心を持ってくれました。

(参考: http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/24725922.html)

 シリアスな話なので NHK向きだが、自分はNHKと繋がりがないので

 別の知り合いのプロデューサーを紹介する、ということになりました。

 勿論そのプロデューサーが どう思うか分かりませんが、

 「境界に生きた心子」も 見てもらいたいと思っています。
 

 また次の機会を求めながら、じっくりやっていくつもりです。
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47751954.html に続く)
 
コメント
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