( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/46383043.html からの続き)
3月30日の記事に ドラマ企画案のことを書いてから、
担当プロデューサーの ご家族が入院したり、
ゴールデンウィークをはさんでしまったりで
打ち合わせがすっかり延びていましたが、やっと 会うことができました。
前回 プロデューサーと顔合わせした時点では、
プロデューサーは 僕の企画案と簡単なストーリーを 見ただけで、
まだ 「境界に生きた心子」自体は 読んでませんでした。
(ボーダーについても 理解していなかった。)
今回 拙著を読んでいただいたのですが、その結果、
TVドラマにするには 重すぎて扱えない ということになってしまいました。(;_;)
観ていて辛くなってしまう というのです。
TVはエンターテイメント(ただ面白おかしいとか お涙頂戴というのではなく)なので、
ボーダーは題材的に難しい と言っていました。
プロデューサーは、「私の頭の中の消しゴム」(若年性アルツハイマーの映画)のように
感動の話にできないかと 考えていたようですが、
ボーダーは内容が違うので どう描いていいか分からない ということです。
ドラマ化に向けて やっと第一歩を スタートできたと思いましたが、
結局 最初のハードルで頓挫してしまいました。
まあ、ことほどさように ドラマ化というのは壁が厚いのです。
仕方ないことです。
そのプロデューサーは、僕の以前の別の作品も 見てくれたのですが、
ホスピスをテーマにした 「生死命(いのち)」というマンガのほうに
かなり関心を持ってくれました。
(参考: http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/24725922.html)
シリアスな話なので NHK向きだが、自分はNHKと繋がりがないので
別の知り合いのプロデューサーを紹介する、ということになりました。
勿論そのプロデューサーが どう思うか分かりませんが、
「境界に生きた心子」も 見てもらいたいと思っています。
また次の機会を求めながら、じっくりやっていくつもりです。
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47751954.html に続く)