( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47784815.html からの続き)
広島高裁で、差し戻し審が開始されました。
事件の日、元少年は水道工事を装って 本村さん宅に侵入し、
弥生さん母子を 殺害したわけですが、
今回 弁護団は次のような 驚くべきというか、
呆れて物が言えない 持論を展開しています。
傍聴していた本村さんも、怒りを通り越して 失笑したと言っています。
「被告人は 仮想現実の中に入り込み、
水道工事屋さんになって ままごと遊びをしていただけだ。
ままごと遊びとは、母を投影して甘えることだった。
被告人は母に甘えるように、弥生さんの後ろから そっと抱きついたところ、
弥生さんが驚いて抵抗し 声を上げたので、
右手で口を押さえ、過って 首が絞まっていった。
夕夏ちゃんについては、泣き止まそうと、
償いの意味で 首にリボンでチョウチョ結びにしたら、死んでしまった。
被告人に殺意はなく、傷害致死に留まる。」
「 (死後に姦淫したのは)
死者に生をつぎ込んで 復活させる、魔術とも言うべき儀式。
被告人は 精子が死者を復活させる と信じていた。」
1年前、弁護団は同様の主張して、最高裁に退けられました。
そして最高裁は、特別な事情がない限り 死刑にするほかないとして、
高裁に差し戻したわけです。
差し戻し審は 最高裁の裁定に拘束されます。
これについて本村さんは、会見で こう述べていました。
「弁護団は 『差し戻し審』 の意味が 分かっていない。
弁護側の主張している “事実” は 最高裁で否定されている。
それを差し戻し審で、もう一度 議論する意味が分からない。
弁護側の主張に 新事実はない。」
今回の巨大弁護団は 死刑廃止論者の集まりで、
(僕も死刑制度に 賛成するものではありませんが)
上記のような 詭弁を弄するようでは、死刑廃止論の 説得力をおとしめ、
信用を失わせることに なってしまうと思います。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47825735.html