( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47444788.html からの続き)
「境界に生きた心子」を NHKではドラマにできないだろうか ということで、
拙著を見ていただいた Fプロデューサーから、今日
Sプロデューサーを 紹介していただきました。
今日は ボーダーの説明をしなければと思って、一生懸命 準備をして行きました。
ところが Sプロデューサーは 10年前、
日本テレビで 「心療内科医・涼子」 (主演・室井滋) を手がけていたそうです。
ボーダーのことを よくご存じで、説明をする必要が なくなってしまいました。
(^^;)
そして Sプロデューサーは、何と 「心療内科医・涼子」 の中で、
松島菜々子扮する 境界性人格障害の話を 作っていたというのです。
10年前にすでに ドラマに出ていたとは……(・_・;) 。
僕は このドラマは ほとんど見ていましたが、この話は 記憶にありませんでした。
当時は 僕もまだボーダーのことを 知らない時で、
印象に 残らなかったのかもしれません。
もっとも その時の話は、恋人を振り回す ストーカー的な内容だったそうです。
こういう題材を扱うと、必ず 各方面からの批判がある ということでした。
「境界に生きた心子」 は愛情の話として 描いていますが、
そういう切り口は 思い浮かばなかったと
Sプロデューサーは おっしゃっていました。
僕は、愛情の大切さを描きたい,ボーダーの人の魅力も強調したい,
一番苦しいのは本人なのだ ということを理解してもらいたい,
ということなどを 伝えました。
Sプロデューサーに 拙著をお渡しし、読んで連絡する とおっしゃってくれましたが、
やはり ボーダーを取り上げるのは難しい と言っていました。
TVドラマは NHKと言えども、どうしても 視聴率から逃れられず、
視聴率を取れないものは 作ることができません。
Sプロデューサーは 個人的には 心の問題に 非常に関心があるそうですが、
まぁ結果は期待せずに 待ちたいと思います。
(Sプロデューサーは 現在 撮影に入っている 作品があるので、
本を読むのに 時間はかかるとのこと。)
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47960007.html へ続く)