星和書店版 「境界に生きた心子」 のゲラが、 三校で ついに校了しました。
編集部で修正の作業が 残っていますが、
僕としては あとは印刷・製本を 待つことになります。
最後の最後まで 細かな直しが出ました。
世に 完璧な本というものは ないようですね。
1月にでき上がる 見込みです。
新風舎では、 奥付の発刊日より 一ヶ月くらい早く出回る、 つまり、
実際の流通より 奥付の日付は 一ヶ月あとになる、 という話でした。
従って、 今回も奥付の発刊日は 新風舎と同じ 2月21日、
心子の誕生日にすることが できそうだと思っていました。
ところが、 これは出版社によって 異なるそうで、
星和書店では 流通と奥付はほぼ同じ ということです。
そこで、 心子の祥月命日が 1月17日なので、
それを奥付の発刊日に してもらえないかと 希望を出しています。
本が生まれるのだから 誕生日と同じほうがいいかと 思っていましたが、
1月17日のほうが 僕にとって 重要な意味のある日にちです。
いずれにしろ、 新風舎版, 星和書店版とも、
とてもタイミングのいい時期に できたものです。
表紙は、 僕の希望を取り入れて、
イラストレーターの人が 描き直してくれました。
新風舎版のイラストが 非常に良くて、 そのイメージが強いので、
表紙が変わると 違和感を感じてしまうのですが、
時間が経てば 慣れるかもしれません。
ところで、 Amazon では 新風舎版の中古品もなくなって、
取り扱いが できなくなっていましたが、 数日前にまた 中古が出品されました。
それが、 なんと4000円の値が 付けられているのです。 (!)
絶版本だから ということでしょうが、
“ぼったくり” ではないでしょうか。 (^^;)
確かに新風舎版は もう手に入りませんが、
じき星和書店から出ると 書いてあるんですけどね。
買い手が付くかどうか 見物です。 (^^;)