「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「BPD 家族の会」

2008年12月21日 22時04分43秒 | 「BPD家族会」
 
 今日は 「BPD家族の会」 に 参加してきました。

 今年の9月にできた、 日本で初の 家族会だということです。

 産業カウンセラーの方が 主催しています。

 今日が5回目の集まりで、 僕は初参加でした。

 10月の1回目の参加者は わずか5人で、

 もし誰も来なかったら それで終わっていたと 言っていました。

 しかし11月末に 朝日新聞で紹介され、

 12月の3回目の会は 参加希望者が激増して、

 会場が満杯に なってしまったそうです。

 そこで急遽、 新たな集まりを 2回設け、 今日が5回目になりました。

 30人の部屋が満杯で、やはり 情報がありさえすれば、

 多くの方が こういう会を求めているのでしょう。

 今日は 特別ゲストとして、 星和書店の社長が 参加してくれました。

 星和書店は 精神医療や心理学専門の出版社で、

 社長は 日本に境界例の概念が 入ってきた当初から 勉強されており、

 ボーダーにも 非常に詳しい方です。

 守秘義務がありますから、

 今日の会の話の内容を ここに書くことはできませんが、

 やはり 家族の方たちは皆、 非常に苦労して 悩んでおられます。

 恋人ならば いくら大変なことがあっても、

 蜜月があるので やっていけますが、

 家族だと 甘いできごとなどもないでしょう。

( 心子も お母さんには、甘えるなどの態度は 見せたことがないそうです。 )

 それに親は 我が子に責任があるし、 別れるわけにもいきません。

 家族の人は 苦難の中で どうしていいか分からず、

 周りからも理解されないで 孤立しがちです。

 でも決して 自分たち独りではない。

 同じ境遇の人たちが 分かち合い、

 情報交換などすることで 希望が持てたり、 癒されたりしていくでしょう。

 お互いに 支え合っていくことが大切です。

 これから日本でも、 こういう会の必要性が 高まっていくと思います。

 1月も10日と18日に 集まりがありますが、

 10日はすでに 予約が締め切られました。

 関心のある方は、 下記のHPを ご覧ください。

http://www.geocities.jp/bpdmt/index.html

 僕も ネット以外の繋がりが できればいいし、

 もし自分に 何かできることがあれば 探していきたいと思います。

 家族の会が 今後も発展していくことを 願っています。
 
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