皆さんにも援助チームが必要です。
o 皆さんのためのセラピスト
専門のセラピストでさえ、 他のセラピストの 支援を必要とします。
皆さんに助けが必要なのは 当然です。
セラピストは中立的な立場から、 見なさの感情に耳を傾け、 それを承認し、
BPDの人の考えと 事実との違いを指摘し、 皆さんの役割を教えてくれるでしょう。
子供にも援助が必要です。
論争の多い家庭環境が 子供に与える影響を 甘く見てはいけません。
o 友人と家族
孤立しないでください。
BPDの人に脅されるような生活は、 人間の生活ではありません。
友人や家族ができるのは、 話を聞いてあげることです。
彼らが答を出す必要はありません。
聞く耳とハグできる腕があれば 大丈夫です。
友人は現実チェックができます。
BPDの人と付き合っていると、 何が普通なのか 分からなくなることがあります。
バランスが重要です。
o コミュニティ
コミュニティは、
人間関係, 価値や興味, 共通の歴史などを分かち合う 人々の集まりです。
近所でもオンラインでも、 繋がりが重要です。
今では、 パソコンのキーを押すだけで、
何千というコミュニティを見つけることができます。
〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」(星和書店)
〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉より〕