「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

サポートの輪を築きましょう

2014年05月03日 21時39分54秒 | 「BPDファミリーガイド」より

 皆さんにも援助チームが必要です。

o 皆さんのためのセラピスト

 専門のセラピストでさえ、 他のセラピストの 支援を必要とします。

 皆さんに助けが必要なのは 当然です。

 セラピストは中立的な立場から、 見なさの感情に耳を傾け、 それを承認し、

 BPDの人の考えと 事実との違いを指摘し、 皆さんの役割を教えてくれるでしょう。

 子供にも援助が必要です。

 論争の多い家庭環境が 子供に与える影響を 甘く見てはいけません。

o 友人と家族

 孤立しないでください。

 BPDの人に脅されるような生活は、 人間の生活ではありません。

 友人や家族ができるのは、 話を聞いてあげることです。

 彼らが答を出す必要はありません。

 聞く耳とハグできる腕があれば 大丈夫です。

 友人は現実チェックができます。

 BPDの人と付き合っていると、 何が普通なのか 分からなくなることがあります。

 バランスが重要です。

o コミュニティ

 コミュニティは、

 人間関係, 価値や興味, 共通の歴史などを分かち合う 人々の集まりです。

 近所でもオンラインでも、 繋がりが重要です。

 今では、 パソコンのキーを押すだけで、

 何千というコミュニティを見つけることができます。

〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」(星和書店)
 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉より〕
 
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