愛する人がBPDの人なら、
計り知れない心配, 罪悪感, 自尊心の低下, 怒りなどがあるでしょう。
心配と罪悪感は 親によく見られます。
BPDの子供は大人になると、 自分に自信を持てず苦しみます。
パートナーがBPDの人なら、 怒りが感情の大半を占めます。
(親は怒りを うつに変える傾向があります。)
o 心配しないで、 元気を出して
BPDの気分の変化は予測不可能で、 電光石火で起こるため、
先の予想がつきません。
《カーネギーの問題解決法》
non-BPDは、 自分に問題解決能力があることを 忘れがちです。
心配性にならない秘訣は、 自分の世界を区別することです。
気分が悪いときは 気分の悪さを味わってください。
泣いて叫んで、 悲鳴を上げて、 柔らかいものを壁に投げつけ、
そして昼寝をしましょう。
できることに焦点を合わせてください。
ステップ1:
問題をひとつ選び、 それに関する事実を 落ち着いて集めてください。
心配の半分は、 事実を把握する前に 決断しようとして起こります。
ステップ2:
事実を分析してください。
例えば、 お金や時間がないと言うのではなく、
少しでも無駄にしている お金や時間がないか、 考えてみましょう。
何が重要かを考えてください。
ステップ3:
決定したら、 行動に移してください。
すぐに諦めないでください。
とはいえ、 BPDの人に 効果が見られない方法に 固執しないでください。
ふたつを見極める要素は 時間 (数年) です。
(次の記事に続く)
〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」(星和書店)
〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉より〕