寝付きが悪かったり、 夜中に目が覚めて 眠れない場合には、 次の提案があります。
・ 就寝前6時間は カフェインを摂らない。
・ 寝る前, 夜間は、 アルコール, ニコチン, ドラッグを摂らない。
・ テレビの光は刺激になるので、 就寝前は避ける。
・ 寝る直前の運動や、 胃にもたれる食事は避ける。
・ 昼寝は避ける。
・ 寝室は温度を涼しく、 暗くし (必要ならアイマスクを使う)、
雑音を少なくする (必要なら耳栓を使う)。
・ ベッドは寝るためと 性的活動のためだけに使い、
仕事, 読書, テレビ鑑賞に使わない。
こうすると、 身体が ベッドと睡眠を関連づけ、 活動と関連づけなくなる。
・ 寝つけなかったり、 夜中に目が覚めて 眠れない場合は、
ベッドから出て、 疲れて眠れると感じるまで、 何か落ち着けることをする。
ベッドの中で 他のことを考えると、 苛々して眠れなくなる。
・ 毎日 同じ時間に寝て、 同じ時間に起きる。
身体に規則的なパターンを作る。
・ 身体と心を落ち着かせるため、 寝る前にリラックスする。
風呂に入る, 瞑想する, 祈る, 思考を書き出すなど。
・ 睡眠障害が続いたり、 昼間眠くなったり、 抑うつになる場合は、
専門家にアドバイスを求める。
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]