感情の曝露は、 最初は短時間だけ行ないましょう。
慣れてくると、 長時間の感情の曝露に 耐えることができるでしょう。
必ず最後は マインドフルな呼吸で終えてください。
感情の曝露のための 主なステップは、 次のようなものです。
・ 呼吸に集中する
・ 身体の中の感覚に注意する
・ 感情を認識し、 それを表現する
・ 感情が高まっているか、 鎮まっているかに注意し、 それを波のように考える
・ 感情の変化が少しでもあれば、 それを表現する
・ 感情を遮断したい 要求に注意しながら、 観察を続ける
・ 感情を行動化したい 衝動に気付いても、 行動せず観察を続ける
・ 価値判断に気付き、 それを手放す
・ 数分間のマインドフルな呼吸で終える
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]