対人関係スキルに対する 障害のいくつかを紹介します。
1. かつての習慣 -- 攻撃的な性質
2. かつての習慣 -- 受動的な性質
3. 圧倒されるような感情
4. 自分のニーズを見極められない
5. 恐れ
6. 好ましくない関係
7. 障害となる信念
これらをひとつずつ見ていきます。
1. かつての習慣 -- 攻撃的な性質
問題の解決方法は、 生まれ育った環境で 身につけてきたかもしれません。
心理的圧力を利用して 人に影響を及ぼすテクニックは、
「嫌悪させるやり方」 と呼ばれます。
それら8つを紹介します。
1) 軽視する
相手の要求や感情が妥当でなく、 正当性がないというものです。
2) 退く/見捨てる
「私の望むことをするか、 さもなければ別れる」
見捨てられる恐れは強力なため、
多くの人はそれを避けるため 多くを諦めます。
3) 脅す
「私の望むことをするか、 さもなければ傷つけてやる」
典型的な脅しは、 怒るか、 相手の人生を惨めにするというものです。
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
(次の記事に続く)