「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

神宮外苑銀杏並木ライトアップ

2024年12月01日 14時55分26秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 心子と行った想い出の神宮外苑銀杏並木には、今も毎年黄葉の季節に訪れています。
 今年はライトアップされた銀杏並木を観にいってきました。

 見頃に色づいた銀杏たち、光に映し出され一層きれいに映えますね。
 ライトに照らされると、昼とは違ったイルミネーションの魅力を満喫できます。




 見に来る人たちが最近増えてきている気がします。
 TVでもよく紹介されます。

 ただ、20数年前に心子と行った時と比べると、葉が少なくなったり、木によって黄葉のタイミングが異なって、一斉に黄金色に包まれる世界を味わえないように思います。

 近年銀杏並木の一部が枯れ、衰え始めていると言われています。
 日本イコモス(ユネスコの諮問機関)理事の石川幹子さんは、神宮外苑再開発の見直しを訴え、次のように危機感を募らせます。

「いちょう並木が衰退し、息も絶え絶えです。このまま計画通りに再開発を進め、近くに球場をつくれば、枯死への道を歩むでしょう」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-ginkgo-trees_jp_64d5df85e4b09b3ed3fed770

 石川さんは、銀杏並木の隣に造られる野球場が 並木(の根)に与える悪影響や、外苑の樹木伐採に 警告を発し続けています。
 このまま球場が建設されると、将来的には銀杏並木は消滅すると。

 しかし事業者(三井不動産,伊藤忠商事など)は 並木を保護する科学的根拠を示さず、東京都の審議会はろくに審議もせず 計画を認めてしまっています。

 事業者と東京都は メインの銀杏並木は守ると言っていますが、メインの並木からラグビー場に続く道の銀杏並木はなくなります。
 伐採されるかもしれず、事業者は移植するとも言っているそうですが、あの巨大な銀杏の樹をどうやって移植するのでしょう?

 いずれにしても、銀杏並木の隣に野球場ができれば、今までの景観は全く変わってしまいます。
 並木の横にできる3棟の高層ビルで 景観が損なわれるのは言わずもがなです。

 事業者と東京都の横暴に対して、声を挙げ続けなければいけないと思います。


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