「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

外苑訴訟第6回口頭弁論・報告会(2)

2024年12月14日 20時07分43秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 報告会ではオンラインで、埼玉大学名誉教授(都市工学)の岩見良太郎さんが、再開発の違法性について述べられました。

 とても専門的で難しい話でしたが、要点を簡単に説明すると、次のようになります。

 都市再開発法では、再開発が認められるためには、「(現在の)土地の利用状況が著しく不健全」という要件が必要だと定められています。

 東京都は、この要件に神宮外苑を無理やり当てはめようとして、
 スポーツ施設などが老朽化しており、バリアフリーなどが不足していると言い、
「土地の利用状況が著しく不健全である」とこじつけているのです。

(土地が十分に利用されているとは言い難い、と主張しています。)

 神宮外苑がそのような状況であると、一体どうして納得できるでしょう?
 そのようなこじつけが、外苑に超高層ビルを建てたり、貴重な樹木を伐採し公園を破壊する理由になるのでしょうか?

 神宮外苑は、法的に高層ビルを建てられない「都市計画公園」ですが、再開発が適法だと認めたのは小池百合子だけです。


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