昨日の17時過ぎに、こんな驚きの速報が、スマホの画面に現れました。
「ゆれくるコール」アプリの表示画面が、紫と赤のド派手な円形が折り重なっています。
最大震度7、震源地は東京湾。
すわ、関東大震災の再来か。急いで、他のサイト、すなわち気象庁の防災情報のページを見てみました。同じ地震情報は掲載されていません。
東京中心部全てで、震度7です。
京都も震度5と出ていますが、揺れを全く感じませんでした。NHKのニュースサイトをスマホで見ても、何の情報も出ていません。
これは気象庁か、この気象アプリ会社のコンピュータに、誰かがハッキング(不正アクセス)してこんな誤った情報を表示させたと思いました。
夜になり、自宅でテレビニュースを眺めていると、こんな記事が伝えられていました。
千葉県のどこかに設置された地震計の信号に、付近の落雷による雑音が混入し誤動作したのが原因とか。
東京では、小田急電車など鉄道の一部が緊急停止したそうです。
気象庁はすぐに誤報と判断して、取り消し情報を送信したようですが、このアプリ画面は夜まで同じでした。
気象庁からの地震速報の自動的な提供には、2種類あることを解説していました。緊急性の高い鉄道、携帯アプリ会社へは、単一の地震計の数値だけで「速報」を出すが、不特定多数を相手にするマスコミには、複数地震計の信号で確認をとって速報するとのことです(他にも条件があるらしい)。
でも、一箇所の地震計信号だけで、なぜ京都の震度まで表示されたのかな。・・・瞬間的にシミュレーションをして各地点の予想震度を計算するのでしょうか。