これもテレビ報道ネタですが、
東大医学研究所の医師が、 難病の診断にIBMワトソンというコンピュータにAIソフトウエアを入れて、診断支援に使ったとのことです。
それまで何人かの医師が専門的に診察しても正しい病名に辿り着かなかったが、人工知能の能力で何百万件という病気事例と医学論文を参照して、ある患者のデータから病名と治療法を探し、担当医に提示しました。その結果、患者は見事治癒して、テレビのインタビューに実名で応答していました。命が救われたそうです。
近い将来、東大の医学研究室でなくてもクラウドコンピュータ技術と医学データ蓄積によって、より正しい診断が可能となりますね。
明るいニュースでした。
~~追記(20160806)
こちらも、ビッグデータ、ほぼAIと同じ仕組:”既存薬を全く別の疾患の薬として利用することが可能になってきたのだ。“胃炎の薬”が“ドライアイ”に、“心臓の薬”が“がん”の転移抑制に効果があることが分かるなど、国内外で続々と成果があがっている。鍵となったのは、膨大な遺伝子情報のビッグデータ。創薬を変えると言われるドラッグ・リポジショニング・・”