衣類を整理していたら、こんなTシャツが出てきました。
1995 と年号がプリントされています。
Ecolint の意味は、エコロジーのエコではなくて
フランス語で
école、学校の略。intは、アンテルナショナル(international)、国際のことです。つまり、国際学校。
子どもたちが通学していたスイスのインターナショナルスクールのkermesse(ケルメス)、学園祭で販売されたシャツでした。
このケルメスでは、生徒に加えて家族も中心的に参加して、国別にブースを開設しました。
飲食物の販売も許可されるので、日本ブースでは「焼き鳥」をその場で焼き、焦げた醤油の匂いが漂います。これが大人気でした。前日は、特別に日本食品店で仕入れたもも肉と大きめの竹串を各自分担して持ち帰り、一家で何十本か串に刺します。
当日はBBQコンロを2,3台準備して、木炭を熾してせっせと、父親と男の子たちが調理に励みます。海苔で巻いたおにぎりも販売。たしか当日炊きたての御飯を、母親と女子が手作り。
この学園祭では、なぜかアルコール類も販売可能でした(子どもには売りません)。欧州系はワイン、ビールや民族的リカーが並びます。北米系は、缶ビール。まあ種類は多いでしたが。
我が日本民族ブースでは、日本酒(Saké)。 ・・現地で仕入れると高いので、日本からくる出張者にお願いして1.8リットル紙パックの月桂冠などを持ってきてもらいました。これを紙コップに入れて販売しました。
ブースでの収益は、全て学校に寄付します。毎年、日本ブースの寄付額が他国に比べて最高でした。