こんな映画を見ました。
ビアトリクス・ポターの可愛くて素敵な絵本の主人公うさぎの「ピーターラビット」が英国の湖水地方で生活する物語は世界中の子供達の人気者です。
ところが、この映画は、最初から意表を突くトンデモいない活躍ぶりが画面いっぱいに広がります。(画像引用:http://www.peterrabbit-movie.jp/)
かなり昔、欧州に駐在していた時、休暇で湖水地方ウインダミアを旅したことがあります。静かでクラシックな小ささなホテルに泊まり、自然保護されたフットパスを歩いてポターの家「ヒルトップ」美術館も見学しました。
さて、映画の感想、このうさぎはとんでもないいたずら者(人間から見て)、まさに害獣でした。ただ一人の理解者は画家のビアだけ。特に、強敵は野菜を大切に育てている頑固な老人マグレガー。ピーターの味方、仲間たちは、同族のうさぎたちだけでなく、近くの森に住む動物たち。ビアは「もともとは動物たちの住む場所に「人間」が侵入して来たのだから、動物たちを排除するのは間違い」と考えています。・・・
あとは、ネタバレになるので、興味を持った人は映画を見に行ってください。
技術面で驚いたのは、うさぎたちや多数の野生動物は当然CGですが(VX?)、ヒロインや助演俳優たちは実写、背景の野菜畑、家屋、室内などは実物(と思うので)、どうやってシームレスに合成したのだろう、そして俳優はカメラの前でまだ存在しないラビットとどうやって演技したりハグしたりしたのだろうかと。
驚きでした。
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