昭和の風情がまるごと残る「枡形商店街」を歩いていきました。
七夕の飾りつけがアーケードを飾ります。
この右手の和菓子屋さん、美味しそうな和菓子を並べています。・・が、この商店街の入り口から河原町通りを下がったところにある「ふたば」にはかないません。ふたばには数十人の行列ができていました。(豆餅が名物)
さてこの店が、予約の場所。
友人が少し早くきていて、顔姿ですぐに分かりました。しばらく前に、FBにて、おお、彼だとFBコンピュータが教えてくれました。
彼とは十数年前に当時の業務上の対立する議論のために何十回も某委員会でライバル関係でした。彼のボスは、いまをときめく某S会社の孫社長でした。私は大手の通信会社から脱サラして第2の人生をかけて「戦って」いました。週1回の会議では朝10時開始、昼は1時間休戦、夜は6時終了予定が、いつも8時過ぎまで延長戦で、大阪の会社の委員が新幹線に乗れなくなるので、休会して次週となりました。件の社長は毎回出席して、途中秘書がメモを差し入れても首を振って退出しません。その時に常に彼の隣に座って知恵をつける人が今日の友人です。
その論争は幾多の経緯を経て、霞が関の委員会(強制力がある)にて審議されて、再び当該委員会に差し戻し。そのときには私が大学に転職していたので公正中立と認識されて、委員長に擁立されました。で、その後何回かの会議の結果、関係者の合意に至りました。
転職したT工業大学で、社会的に有名になりつつあったS社長に大学講堂での講演をお願いしたところ、快諾を頂きました。会場は満員になりました。成功した(つつあった)ベンチャー起業の社長が何を語るか、当時の学生にも大きな興味をひいいたと思います。
ということで、食事の2時間+はあっという間に終わりました。
お土産に頂いた、iPhoneケースです。
彼はその社長の覚えもめでたかったのですが、2005年に執行役員から退職し新婚の奥様と世界周遊旅行を1年間楽しんだそうです。
その後、インドネシアのバリ島がお気に入りになって、6年間滞在。
奥様の特技であるデザインと工芸品製作を現地のスタッフに教えて、製品化にも成功されたようです。その製品の一つが上記のケースです。生地は本物の英国リバティプリントです。
工房をバリに立ち上げて、ネット販売、amazonでも購入できるそうです。
http://www.shokomiyamoto.com/link
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=shokomiyamoto
10年少しという年月には、人生色々な分かれ道があったようです。
まだまだ、長生きしなくては。