京都には和菓子の伝統文化が庶民にも根付いているようです。
「みな月」、水無月つまり旧暦で六月のことです。月の名前が伝統的なお菓子の名称になっています。
この和菓子屋で買ったものではないのですが。
お菓子の本体はういろうのような味がします。
さて、梅雨の時期なのになぜ「水がない月」なのか?
まずは陰暦なので太陽暦では5月頃に相当すること。
次に、「神無月」(旧暦十月)と同様に無という字は「の」という意味の連体助詞だとか。つまり、「水の月」、田んぼに水を引く頃です。
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