私たちの社会は、さまざまな法律に基づいて動いている。
だが、中には時代に合わなくなったり、何のためにつくられたのか分からず、
経済活動の足を引っ張っている法律も少なくない。
(2016年12月号記事を再掲)
本文はweb上でご覧ください。
(続きは以下のURLより)
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15234
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ある日突然、何とか庁の役人と名乗る人物が出現し、人々や民間企業にああしろこうしろと勝手なことを命令しだす。
命令を無視すると、警察をつかって捜査が入り、下手すれば逮捕させる。
法律を作るのは、国民が選んだ政治家たち、それを執行するのが官僚たちなのだが、作る側もいろんな場面を想定できず、細かすぎたり、おおざっぱすぎたりする。そんな下手な法律を執行する側はロボットの如く忠実に行おうとする。
すると法律の解釈上、さまざまな矛盾が生じ民間・国民が苦しむ。
そもそも
彼らは何の権利があって偉そうに勝手に民間に対して命令できるのだろう?
むしろ、彼らがいろいろ余計な仕事をしない方がスムーズに事が進むようなきがしてならない。
要するに官僚も政治家もこんなに大勢要らない。
勝手にいらん法律を作って、ああしろこうしろと言って
「ああ。エリートな自分、こんなに仕事してます!」
って大きな顔されても、はっきり言って迷惑なだけ。
ただこんな話もある。
お店や会社を出す時の看板は役所に届け出なければならない義務がるらしいのだが、およそ7割が出していないのだそう。罰則規定がないのでしょうかね。
その看板の法律は2~3年ごとにはメンテナンスをしなければならないなど、お金がかかるし少々面倒くさい。しかし、老朽化した看板が落ちて通行人が重症を負うという事故も起きているので当然の義務かとも思われます。
ある地域で看板届の義務付けを強化したところ、町全体がすっきりとしたというのです。これは細かくて面倒な法律が良い結果を生んだ例だと思います。
ただ、ごちゃごちゃした看板が出ていた方が「この街」にはあっている。これも情緒だ。という見方もあるので、一概にすっきりしてればいいという趣きだけでもないかもしれません。そんな街の店主たちからしたら、そんな法律強化されるのは迷惑かもしれません。でも事故があっても困る。ただ“そういう町”の客層は、老朽化した看板が落ちるのも一興と面白がるかもしれない・・・。
法律も程度のもんだいだよね~