自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

日銀短観、中国減速響く 日本企業はもう"技術落差"に頼れない?

2015-10-03 21:15:17 | 政治・国防・外交・経済


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10261

日本銀行が9月の企業短期経済観測調査(短観)を発表した。

どれだけの企業が「景気がよい」と感じているかを示す「業況判断指数(DI)」は、大企業製造業で、3四半期ぶりの下落となった。


◎中国企業への輸出が低迷

中国経済の減速により、中国の工場などで使用される機械類の輸出が低迷しているためと考えられる。

また中国では、製造業中心からサービス業中心の経済への転換が進みつつあるという見方も強まっている。重工業や資源採掘業、建設業は不況に陥る一方、旅行や飲食、電子商取引などのサービス業は成長を続けている。このサービス業への移行は、中国政府の方針でもあるという(10月2日付ウォール・ストリート・ ジャーナル電子版)。

中国経済の減速、および変化により、中国需要に頼っていた日本の製造業は苦境に立たされる可能性がある。


◎「技術の優位」+「途上国の市場」だけでは勝てない?

言葉を変えれば、「自社が"既に"持っている技術優位を、途上国の成長市場に"当てる"」という考え方には頼れなくなる。

大川隆法・幸福の科学総裁は、「製造業が不況を生き残る方法」について、次のように述べている。

やはり、「ものをつくる」ということは大事なことです。
そういうバブル崩壊が起きて不況が来た場合には、本来の姿に立ち戻り、「よりよきものを、つくり出す。この世に今までなかったものや、少しでもいいものを何か生み出していく」ということに専念しなければいけません。
前にNHKで放映していた「プロジェクトX」のように、ものづくりに熱意を込めて、「今までにないもの」「いいもの」「人々が必要とするもの」をつくり出していこうとする人たちが出てくれば、どのような不況であってもまた乗り越えていくことができます。
(2010年9月号 「人生の羅針盤」より引用)

製造業が「チャイナショック」を乗り越えるには、「海外との技術落差を活かす」のみならず、「ものづくりの原点に戻る」という発想が、助けになるかもしれない。(泉)

 


【関連書籍】
幸福の科学出版 『井深大 「ソニーの心」』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=868
幸福の科学出版 『未来産業のつくり方』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=67

【関連記事】
2010年9月号記事 人生の羅針盤「製造業の未来はこうなる」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=25
2015年6月19日付本欄 ヒト型ロボット「ペッパー」一般販売へ 唯物的な脳科学で心はつくれない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9772
2014年3月30日付本欄 高付加価値ロボット産業を基幹産業にするために必要な事とは?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7620


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山本昌選手引退 「平凡からの... | トップ | 鹿児島県・川内原発2号機と日... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治・国防・外交・経済」カテゴリの最新記事

カレンダー

2024年10月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

バックナンバー

  • RSS2.0