ラジオが日常生活に浸透しているラジオ社会のアメリカで、ラジオから真珠湾の真実や従軍慰安婦問題などを日本の立場から訴え続けるただ一人の日本人、幸福実現党の及川幸久さんのインタビュー。
★いつから慰安婦像が建ち始めたのか
「従軍慰安婦」という捏造をアメリカ上下両院に流し、「従軍慰安婦碑」を建て、現在の慰安婦像設置にまで持ち上げた「従軍慰安婦」の立役者、韓国系アメリカ人の存在。
この韓国系アメリカ人が今回の日韓会談の影の仲介役にもなった?日本から韓国への慰安婦関連支援金の金額も彼の言い値?
★韓国系アメリカ人の「従軍慰安婦」の決め手にしていることとは───。
言わずと知れたあの談話です。
★20年前のアメリカと現在のアメリカの違い。
そうはいっても、20年前にはとてもではないけど言えなかった真珠湾のことや原爆のことが今は言える、全体的に聞いてくれる雰囲気がある。オバマ大統領がいい具合にアメリカの誇りを破壊してくれたことによる。
★及川氏がアメリカに歴史の真実を訴える時に大事だと感じたこと。
★幸福の科学グループ大川隆法総裁の書籍から南京大虐殺はなかったと紹介すると「そんな意見があるんですか」と驚きの反応。
★歴史の浅いアメリカ人を支えているものはなに?
アメリカとは宗教。約束された土地に建国された世界NO.1にならなければならない国というのがアメリカを支えている。だからアメリカがやったことがすべて正しい。原爆であってもなんであっても正しさがあったと思っている。だが、そろそろ本当の正しさとはなんなのかを冷静に見るときではないか。
★オバマ大統領のダッチロールでそんな弱気のアメリカにドナルド・トランプ氏はどう映っているのか。
トランプ氏が失言すればする程支持率が上がる。マスコミが取り上げれば取り上げるほど支持する人が増える、その支持層は白人。アメリカをもう一度偉大な国にすると宣言。
★アメリカ国民が既存権力を疑い始めている。
二大政党、議会、マスメディア。マスコミがトランプを叩けば叩くほどトランプ人気が上がる。共和党もトランプ非難すればする程共和党支持者はトランプ支持へ回っている。もしそれをマーケティングのように捉え、わざとトランプの発言を仕掛けている人がいたら凄い。
政策では、減税路線の小さい政府論、軍事費を上げるべきなど、なかなかの正当派。
★トランプ氏がもしも大統領になったとき日本にはどうか。
日本にとっていいところがあるとすれば、優柔不断にアメリカ的に言えばケツを蹴飛ばす効果。日本に同じような自由主義の流れをもたらすかもしれない。
自由ということに関しては日本は考えた方がいい。
★既存の職業政治家が要らなくなる時代。
トランプ氏持論。政治家は政治的な技術は沢山持っていても問題解決など出来ないのが政治家。自分は実業家として問題を解決してきた。
そういう意味でいえば共和党も民主党も無い。アメリカは経済発展したときも財務大臣が実業家だった。既存の職業政治家ではない。そういう流れが日本でもあるかもしれない。
★もしもヒラリー・クリントンが大統領になったら
第一期オバマ政権の国務大臣時代。中国への強硬姿勢。日米同盟を重視する姿勢。ただ大統領になってどうなるかはわからない人。中国資金がヒラリー氏陣営に流れていたり結構親密だった。
日本としてはどういう形に日米同盟をもっていくか考えていかないといけない。むしろ難しい。“政治家”なのでその時によってスタンスをどんどん変える。
★TPP問題。
アメリカは農業大国。農産物を世界各国へ輸出している。逆に言えば農産物しかあまり売れるものが無い。韓国のFTA同様、世界に売りつけようとしている。
そうしたやり口から、農業を守るだけではもう限界がある。ならばTPPをテコに日本の農産物を世界に売ればいい。実は日本の農産物は世界でもびっくりするほどの高品質で安全つまり美味しくて安全。今、世界が求めている。あとは売り込み方次第。
富裕層は値段関係ない。毎日食べるものは安全がいい。
★日本政府がやることは慰安婦と同じ補填しかできない。
だったら政府に頼ってても生きてはいけない。自分達でどんどん作って売りまくればいい。
★日本人が作っているものをどんどん発信するべき時代。
日本人は車だけでなく農産物や精神的なものなど世界にはない良いものがたくさんある。それらを世界に向けて発信するべき、なぜかといえば世界が求めているから。
日本人に必要なのは「勇気」と「自信」だけ。
日本人が思っている以上に世界は日本を評価しているし、世界は日本的なものを必要としている。
★今、世界が求めているもの。
「正しさ」を世界も日本も考えるときがきた。これが正しいと思ったら誰がなんと言おうと世界で声を上げる。これが本来の日本の侍の姿。
宗教の多様性を受け入れる日本人は、無節操なのではなく、実は自分をしっかりと持っている証拠。
★一番弱いといわれてきた日本の農業が世界を救う。