前原新代表の下でも離党者が相次ぎ、退潮傾向が加速している。
もともと思想信条に差異のある野合集団である民進党であれば、当然のことかもしれない。言い古された感であるが、公党であるからには国家形態と国防理念は同じくする集団であるべきと考える。議会制民主主義下にあっては小異を捨てて連合することもあり得るだろうが、蓮舫代表時の共産党との選挙協力が退潮への最後の拍車であったと思う。共産党は天皇制打破、日米安保破棄を主張する政党で、大多数の国民の理念とはかけ離れた存在である。自民党政権打倒のためだけに選挙のみ共産党と共闘するとしたが、氏の二重国籍問題と重ね合わせた時、民進党は誰に忠誠・奉仕する党なのか、台湾か?中国か?社会主義か?ヤバイぞ!。加えて「何も考えずに投票のみお願いします。後の国会活動は我々に任せてください」の態度で、これほど国民を愚弄した政治家はいないと反発され更に議席を減らす結果となった。選挙協力破棄を公約した前原氏も腰砕けの昨今であるが、今こそ公党の原点に戻り、獅子身中の虫を排除し、なんでも反対党の看板を捨て、政策論争で自民党に対抗する政党に立ち返るべき時ではないだろうか。一時的な退潮はあっても政権交代に耐えうる2大政党の一方を目指すならば、今こそ大鉈を振るう時であると考える。
枝野・蓮舫・岡田・辻元・赤松の各氏を排除するだけで、大分スッキリするのではないだろうか。