国立天文台等による国内合同チームが、133億年前の宇宙に酸素が存在したことを発見したと発表した。
現在の宇宙の始まりとされるビッグバンは150億年前、人類にとって不可欠の酸素は、太陽の8倍程度の質量を持つ星の超新星爆発で生成され宇宙空間にばらまかれたとされているそうである。地球の誕生は46億年前とされているが、地球の酸素は今回発見された133億年前の酸素なのか、それとも別の時代の他の手段によってできた物だろうか、さらに、なぜ地球だけが多くの酸素を得ることができたのかと、疑問は尽きない。また、ビッグバン以前の宇宙はどのようになっていたのだろうか?。宇宙の終わり「ビッグクランチ(と呼ぶらしい)」はどのようになるのだろうか?。それらに対しては多くの仮説・学説が唱えられているが、凡人以下である自分の頭脳では理解・想像だにできない命題であるものの生活苦を忘れさせてくれる話題である。子供の頃は、遊び惚けて満天の星にせかされるように帰宅(オヤジに叱られ)したものであるが、日・月蝕と何とか座流星群の天体ショー以外、夜空を見上げることすらなくなった現在に至るも、宇宙に対する知識は幼児期のままで、恥ずかしながら星空にはロマンを抱き・演歌を思うくらいしか能がない。天文・物理学者は考察と観察によって多くの謎を解明されているが、残念ながら凡人の腹を膨らませてくれる物でないために、深く知ろうとしない自分がいる。
今後は、おそらく拾い読みで終わることになるのだろうが、宇宙に対する記事や出版物に目を通して、孫に「夜空の蘊蓄の一つ」程度は話せるようになりたいと思うでところである。