もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

竹内結子さん急死

2020年09月27日 | 芸能

 女優の竹内結子さんの急死が速報された。

 詳細は不明であるが、竹内さんの年齢が40代前半であることや、救急搬送も報じられていないことから”もしや”の声も聞こえている。
 ドラマや邦画にはご無沙汰しているので現在の活動は知らないが、そんな自分でも、ラーメンのCMでの笑顔は知っているし、中村獅童氏との結婚・第1子出産・離婚、俳優中林大樹氏との再婚・第2子出産等は知っている。
 華やかな芸能活動と幸せな結婚生活を両立した順風満帆の人生を送っておられるものと思っていたので、急死の速報には人生のそこはかとない儚さ・無常を感じる。
 この齢になると、自然死に近い年上の人の死や年下であっても闘病の果ての死には心騒ぐこともないが、年下の人の突然死には穏やかではいられない。
 死生観について北方謙三氏は作中の武人に「死は親しい友人のようなもので、不意に訪れる」と語らせるが、自衛隊員としての現役中は「死の直前には取り乱すかもしれないが、死傷が予想される任務を命じられた場合にも見苦しい振舞いだけはすまい」と心に決めていたが、退職後20年を経た今ではその覚悟も怪しくなっているのではないかとの恐れも感じている。しかしながら中国コロナに対しては、万が一感染を告げられた場合には潔く運命に身を委ねようと思っており、医療崩壊から人工呼吸器の装着を後回しにされても笑って受け入れようとも思っているが、一方で、友人・知人に「医療態勢がひっ迫する前に感染・治療を受けて抗体を持つ方が有利かな」などと不遜な言葉を口走ってもいることは、周囲に誤解を与えているのかも知れないと反省しなければならない。

 竹内結子さんの訃報に接して、自分の死生観まで再確認できた。改めて竹内結子さんに合掌。