ユリウス・カエサル(F6号)の展示を御容赦ください。
いつの間にか、ジュリアス・シーザーは「カエサル」に、金日成は「キム・イルソン」に、朴正煕は「パク・チョンヒ」に変わっている。朴槿恵氏に至っては大統領就任以前から「パク・クネ」と呼ばれている。この伝で行けば毛沢東もいつの日か「マオツォトン」と呼ばなければならないのかと調べて見たら、昭和37~40年度版の中教出版社の歴史教科書を皮切りに全ての教科書で、蒋介石=チャンチェシー、毛沢東=マオツォトンとルビが振られていることを知った。早晩、中国のハイブリッドプロパガンダに迎合する識者から、【毛沢東は「もうたくとう」と呼ばずに「マオツォトン」と発唱すべき】との声が上がるだろう。それとも中国共産党の方が先に声を出すのだろうか。習近平主席を「、シー・チンピン」と呼ぶ日が来ないことを祈りつつ、カエサル(加筆の要?)の一瞥をお願いします。