雨乞い信仰と関係の深い山で、そのまま名前を残した山である。御在所岳の西側に有り、主稜線から外れて奥深い山で、鈴鹿深山の醍醐味が味わえる・・と本に書かれている。滋賀県側、三重県側から多くの登山コースが有る。鈴鹿スカイラインを歩き武平トンネル西から入山、クラ谷コースで東雨乞岳を経て雨乞岳へ、往路を引き返す積りだったが、予定より早く着いたので杉峠に下り、愛知川源流からコクイ谷を通ってクラ谷に周回したが・・・・滝迂回があったり、標識、テープが殆ど無く踏み後も落ち葉不明瞭、何度もコースを見失う。絵地図とコンパスが無かったら、谷で日没になりビバークに成ったかも・・・何とか見覚えの有る谷に出て、ホットした。
【行程】7:30料金所跡P→登山口→10:50雨乞岳→11:30杉峠→11:50鉱山跡→13:12クロ谷出会→14:43登山口→15:20料金所跡P =30,667step=
・鈴鹿スカイライン工事迂回路
・ガードレールの切り目が迂回路出口
・武平トンネルに入る
・出て100m、右手に登山口
・杉林を抜けると明るい落ち葉道
・雨乞岳までは赤テープが有るので迷う心配は無いが・・・
・七人山コルで一休み
・笹を掻き分け進むと
・東雨乞岳山頂に出た、周囲に何も無く展望良好
・雨乞岳に向う
・雨乞岳山頂
・左御在所岳、右鎌ヶ岳
・杉峠の枯れた大杉
・鉱山跡、石垣や石段が沢山残っていた
・神埼川上流
・この辺りからテープ殆ど無し
・沢は快適だが、道迷いの不安で楽しむ余裕無し
・コクイ谷出会い
・クロ谷出会、素直に道標通り行けば良かったのに、この後滝を高巻き難路へ・・
・見覚えの有る沢に出て、やれやれ
・日が暮れる前にゲートに戻れた
・登山注意の看板
山頂に2パーテイ居たが、下山路では誰にも逢わなかった。コクイ谷ルートは荒れてるうえテープ類が流されたのか非常に少ない。踏み後は所々に有ったが迷い易いので皆クラ谷をピストンしたようだ。水量が少なかったのと、断崖や滝が少なかったので何とか戻ってこれたが一つ間違えたら日暮れまでに戻れなかったかもしれない。鈴鹿をなめてはいけないと大いに反省した。