一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

UZU~うず~

2012-12-27 | 飲んだり食べたり

期せずして安倍総理就任の日と重なりましたが、昭恵夫人経営の神田の居酒屋「UZU~うず~」へ。

場所は内神田の、皇居ジョギング愛好家の集まる銭湯の近く。
にぎやかな界隈からは離れて、ポツンとあります。

外観は凝ってはいないものの小じゃれた感じ

 


中はテーブル席が4つとカウンター5席。
カウンターの3席以外はいっぱいでした。

当然のことながら昭恵夫人は不在。

店員は若い男女。
男性はなぜか帽子をかぶっています。

メニューはカウンターの上にある黒板に書いてあります。
厨房の制約からか種類は多くありませんが、安倍総理の地元(選挙区)山口の食材のものなど
日本酒は全て山口のものですが種類は豊富。
「獺祭」「貴」「東洋美人」のほか「雁木」「山猿」「原田」(これらは初めてでした)など充実しています

ただ、料理はそれぞれ居酒屋メニューとしては普通においしいのですが、特筆すべきはポーションが小さいこと(値段は500~800円くらい)。
鍋があったのでそれを頼めばいいのでしょうが、酒のつまみでちびちびやろうとすると、意外と沢山注文することになります。
極め付けがこの「特上かまぼこ 1切れ600円也」

山葵も島根県産の有名なものらしいのですが、さすがにこうやって出てきたときにはちょっと引きましたw

2人で生ビール2杯日本酒5合+つまみで一人7000円くらいなので、居酒屋としてはちとお高め。
やはり歳出重視で財布の強靭化が求められるようです。

あと、今日は特に寒かったからかもしれませんが、ドアの下から外気が侵入してきて足元が寒かったのが残念でした。
新内閣成立直後なのですきま風には早すぎますね。


噂によれば、ファーストレディ(セカンド・タイムですが)になったので店は閉店してしまう予定とか。

駆け込みは今のうちかもしれません。

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「食べログ」と「地球の歩き方」

2011-08-30 | 飲んだり食べたり
もともと食い意地飲み意地が張っている方で会食の店も自分で決めるタイプなのだが、ここのところ今ひとつ気持ちが盛り上がらない。

夏バテというか夏場の飲み食いで疲れ気味のこともあると思うが、「食べログ」にも原因があるように思う。


新規開拓しようと店を探すときに見ると点数順に表示されるので引きずられがちだし、ついついレビューを読み込んでしまう。

その結果、先入観や特定の期待のバイアスがかかってしまうし、レビュアーの「この店では○○を食べないとダメ」のようなコメントにも影響されてしまう。

そうすると、新規開拓したにもかかわらず食事がレビューの追体験や検証になってしまい、新鮮な驚きがなくなってしまう。


この食べログのポジションは昔--昭和、今の倍以上円安でネットもなく、海外旅行が稀な体験だった頃--の「地球の歩き方」のポジションに似ている。

大学の卒業旅行でヨーロッパを回ったときは学生の貧乏旅行には「地球の歩き
方」くらいしかガイドブックがなく、そこにある経験者のコメントは役に立つものも多かった。

しかし、ホテルやレストランで「ここが安い、CPがいい」という定評が広まってそこへのコメントが増えてくると、なにやら名所のようになってしまうところが出てくる。

旅行は新鮮な感動やハプニングが醍醐味なのに、そういうところに行くと結局「地球の歩き方」以上の経験はできなくなってしまう。

それはそれで一つの楽しみ方でもあるが、当時は円ベースではコストが高かったし、就職すると1ヶ月もの休みをとれることはなくなる身としては、「他人がいいと言っているからいい」「他人の感覚と自分の感覚があっているかを確認する」ために旅行をするのはあまりに勿体無かった。


食事も同じだと思う。

馴染みの店を作って通いつめるよりはいろんな店を回りたいけれど他人の言うなりはつまらん、という天邪鬼な性格がいけないんだけど。



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解脱

2011-05-25 | 飲んだり食べたり

といっても日本酒の話。

「古酒」といっても日本酒の場合、熟成は年数に比例して進むわけではないらしいです。

最初の2,3年は順調に熟成が進むのですが、そのあとは酒質は低下の一途をたどるそうです。
ところが7年目あたりをボトムにして急に酒質がよくなる。ここを酒蔵では「解脱」というとか。

しかし世の中そんなに上手くいかず、またしばたらくしてピークを迎えるとまた低下が進み、30年目くらいに次のボトムが来るそうです。
それ以降に再度「解脱」するかは、日本酒の熟成のメカニズムが解明されたわけでないのでよくわからないとか。これは30年前の酒造は今ほど安定していなかったし古酒を造る酒蔵も多くなかったことによるらしいです。


このライフサイクルってなんとなくサラリーマンと似てますね。

最初は一生懸命働いて経験を積むんだけど、そのうち天狗になってくる。
30くらいでこれじゃいかん、と、ギアを入れ替えてがんばって一皮むける。
ただ、だんだん歳をとってきて体力・知力の衰えを経験だけではカバーできなくなったり、得たポジションを維持することに専ら能力を使うようになると「労害」「お荷物」になってくる。

という感じでしょうか。

そして、2度目のボトムでもう一ふんばりするとか別の味わいのある生き方をするというスタイルが一般化するかは、まだ団塊の世代がそこにさしかかったばかりなのでわからない、というところも似ています。

ちなみに、生酒や吟醸酒は吟醸香などを出すアミノ酸が熟成するとヒネた香りの元になってしまうので、古酒にはあまり向かないそうです。これもキャリアシステムとか採用基準を考えると示唆的です。


熟成が環境によって大きく変わるところは、日本酒(温度、タンク内か瓶内かetc.)も仕事も同じ。
ただ、仕事は自分のほうから環境を変えることができるので、酒でなく酒蔵の立場で試行錯誤ができるのが大きな違いです。


明確な方法論とか「キャリアパス」がないところが古酒の奥深さであり人生の醍醐味だ、と味わうのが大事ということですね。


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となりのゴーヤ

2010-09-27 | 飲んだり食べたり
この夏、日差しをさえぎるために成長の早いゴーヤを植えるのが流行りましたが、ゴーヤはほんとに成長が早いようで、隣家が植えたゴーヤが我が家の庭にも越境して実までつけた。

越境して生った実というと思い出すのが、大学の民法の授業で聞いた末弘先生(厳太郎氏か博氏かは忘れたけど、たしか「スエヒロ先生」だったと思う)の逸話。
先生宅の庭に隣地から越境して立派な竹の子が生えた、そこで先生は民法第233条2項の「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。」という条文があるからいいんだとそれを掘り出して得意になっていたという話。

それを聞いて、だから大学の先生とか法律家は嫌われるんだよなぁと思ったので、隣家に仁義を切ろうと思ったら、先方から先にゴーヤが越境して申し訳ないというお詫びをいただき、こちらこそちょうどきれいな実がついたのでいただこうかな、とうかがおうと思ってたところなんですよ、などと和やかな近所づきあいを経て収穫したのがこれ。



(比較のために爪楊枝をおいてあります)


なかなかかわいいサイズなので、ゴーヤチャンプルーには足りない。沖縄だと漬物とかもあるけど、基本は火を通すといいんだよな、と考えて思いついたのが「茹でる」作戦。



それも横着してレトルトのカレーと一緒w

いっちょまえに、ちょびっとアクが出る。
 


できあがり


(って、何もしてないw)


味も一人前にゴーヤの苦味があり、ちょっと遅い、夏の味。

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天一保

2010-01-11 | 飲んだり食べたり
『アバター』を観た後はやはり麻婆豆腐。

「麻婆豆腐」は最初にレシピを開発した四川のお店のおばあさんがあばた面だったので「麻(あばた)の婆さんの豆腐」というとおり名がそのまま名前になった、というのは中学の担任の受け売りなのですが、ネットなどを見る限り、あながちウソでもないようです

ということで、六本木ヒルズの天一保(店名表示は「保」の下に「火」)へ。
いつも迷うのですが、ケヤキ坂に抜ける路地風のところにまとまってある中華の店の一つ。

土鍋で出す料理が名物らしく「土鍋麻婆飯」をいただく。



唐辛子がこれ見よがしに入っているので、唐辛子一発勝負系の単調な味かなと思ったが、きちんと山椒も効いて複雑な辛味を出してます。
ご飯が足りなかったら単品の麻婆豆腐+ご飯のほうがよかったかなとおもったけど、ご飯のボリュームも十分でした(逆に単品より麻婆豆腐が少ないか・・・)

店のデザインや土鍋などの出し方に凝るところは際コーポレーション風だな、と思って帰って調べたらやはりそうでした。

まあ、六本木ヒルズでランチを1000円以内で食べられてあの味なら十分満足だと思います。

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やきとん

2009-10-08 | 飲んだり食べたり
プーアル茶があるから、というわけではないのですが、新橋のやきとん屋に行ってきました。





「まこちゃん」新橋では老舗らしいのですが、僕は初訪問。別館の方に入りました。





まずはお約束のレバ刺し

(「ドクター・ハウス」で豚の寄生虫の話が出てきたけど、気にしない、気にしない・・・)





ハツ・タン・カシラ





キャベツ特製味噌つき
味噌に唐辛子などでちょいピリ辛な味をつけています。





牛ハラミ大串タレ焼き

うーん、「大串」と言うからには期待したんだけど、値段が値段だからね・・・





ネギ焼き




「煮込み豆腐だけ」

今日のメニューで一番よかったのがこれ。
煮込みの汁に豆腐だけ盛り合わせたもの。
口直しにけっこういけます。ありそうでなかったメニューです。



「サラリーマンの聖地」新橋だけあって、にぎやかな店で、そのうえ店員が元気でフレンドリーです。
皿やグラスが空きかけるとすかさず追加のオーダーを取りに来ます。
ちょっと込み入った話だと水を差されるかもしれませんが、基本的にはにぎやかにバカ話をするという所でしょう。

最近やきとんやモツの刺身の専門店もちらほら見かけるようになりましたが、この店では焼酎の銘柄などにこだわらず、チューハイW(普通のチューハイに焼酎が倍入っていて割安)を飾らずにガンガン行くのが正しい姿です。


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プーアル茶

2009-10-06 | 飲んだり食べたり
最近飲み過ぎ食べ過ぎで太り気味のところに、ちょうど中国土産でプーアル茶をもらったので、早速飲み始めてます。



円盤状に固めた「茶餅」というタイプ(開封済み)

ネットで調べるとけっこう高級品のようです。





端の方からちぎって使います。



脂肪を分解する効果があるというので食後に飲んでますが、多分食後に酒の代わりにお茶を飲むだけでも十分効果がありそうな気がします。


ところが、これを飲んだ後寝床に入っても目が冴えて眠れません。
僕は普段はコーヒーを飲んでもそんなことはないのですが・・・

(てなわけで起き出してブログ書いてます。)


まさか変な農薬とかは入ってないとは思います(「ドクター・ハウス」の観すぎ(笑)。湿疹などは出てないし動悸もめまいもしません。)
高級品なのでカフェインが多めだったのでしょう。


全部飲み終わる頃には効果が出ているかな・・・?

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小樽ラーメン「初代」

2009-09-09 | 飲んだり食べたり
北海道出張のついでに小樽でご当地ラーメンを

小樽ラーメンというのは醤油をベースにしたものが多いようで、その中であっさり系とこってり系など各店特色を出しているようです。

タクシーの運転手さんのお勧めで行ったのは初代
小樽の隣駅の南小樽駅の近くにあります。
ちなみに、南小樽駅は駅舎にコンビニが併設してあるのですが、駅の入り口が小さく駅名表示とコンビニのカラーが同じなので、思わず見落としてしまいそうになります。(参考

いただいたのが限定の「白醤油ラーメン」



スープは天日塩と白たまり醤油、白ワインと鮭の魚醤と魚介からとっているとのことで、塩ラーメンと醤油ラーメンの中間のような味わいです。
こういうスープは初めてですが、なかなかいけます。
コシのしっかりした多加水麺との相性もなかなかで、美味しくいただきました。


運転手さんの話では、ご主人は現在新規出店した札幌のほうにいるとのこと、帰りに寄った札幌駅では、駅ビルの札幌ら~めん共和国に新規出店した店舗として看板がありました。

ラーメンは比較的多店舗化しやすいとは思いますが、最近の商業施設は目玉を作ろうと「オンリーワンショップ」を誘致していますが、1軒だけの個人オーナー
店が2軒目、3軒目を出したために、目が行き届かなくなって評判を落としたり、オーナーが過労で倒れたり、最悪借入金が膨らんで倒産したりということがあります。
「初代」もテレビで紹介されたりとかなりの有名店とのことですが、どうしても「ブーム」は対象を消費してしまいがちなので、それにまけずに地道に、またはしたたかにがんばってほしいと思います。


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梅蘭のやきそば

2009-07-12 | 飲んだり食べたり


テレビなどではよく取り上げられていて有名らしいですが、渋谷に支店で昼食。

焼きそばの麺を固まるまで焼いて具の上に乗せた、普通の焼きそばの逆さ版です。
中にこんな風に具が入ってます。



具自体は普通の中華料理の焼きそばのあんでからめた具ですが、「五目」というよりちょっと神奈川名物サンマーメンっぽい感じ。モヤシが存在感を主張しています。
「牛肉やきそば」「海鮮やきそば」というのもあるので、普通のものはシンプルなんでしょう。
「名物」ではあっても「高級」ではなく庶民の味というところだと思います。
渋谷の道玄坂という場所代かもしれませんが980円はちょっと高いかな。

上下逆にして麺をしっかり焼いているので、保温効果は高く、夜に飲みながらのんびり食べても大丈夫そうです。
また、あんと麺の絡み具合を自分の好みで調節できるのはいいですね。

もともとは麺を焼きすぎてしまってまかない用にしたらけっこういけた、というところが発祥なのではと。

お店のHPを見ると、渋谷のほかにもショッピングセンターなどにも出店していて、「2008年6月6日六本木ヒルズにオープン」ともうたっています(あんまり更新してない?)。

ただ、渋谷店のメニューを見た感じでは海老チリ、酢豚、小籠包、春巻きなどオーソドックスな中華料理店の品揃えなので、六本木ヒルズだと夜の集客はけっこうきついかなとも思います。
六本木ヒルズも飲食店を入れ替えて低価格ゾーンを作ったのか、それとも梅蘭が高級版の店を始めたのでしょうか。
今度覗いてみましょう。



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スパークリングワインの心得

2009-07-04 | 飲んだり食べたり
アメリカ産のスパークリングワインを開けようとしたらいきなりこんな表示が









で、"Warning"はこれ








万が一事故でもあればすぐにメーカーが訴えられるアメリカならではの表示ですが、雰囲気もデザインありませんね。


夏場でこの注意書きを熟読しているうちに温度が上がって栓が暴発したらやはり文句を言われるかもしれないので、どうせなら(1)は"chill well after reading this warning"としたほうがいいんじゃないでしょうか。






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カルタゴ

2009-06-17 | 飲んだり食べたり
カルタゴといえば象を率いてアルプス越えをしてローマに攻め入ったハンニバルが有名ですが、これは中野にあるチュニジア料理のお店。

中央線沿線在住の人間につれられ久しぶりに中野まで足を伸ばしました。
(相変わらずブログなどと縁のない連中と行っており、飲み食いしゃべりに集中して写真をとっていませんのでお店のHPをご参照ください)

カルタゴ=チュニジア料理とまで狭いものではなくアラブ・トルコ寄りの地中海料理のお店です。

メニューとしてはケバブ、クスクスを中心に魚介、卵、野菜、豆を使った料理など豊富にあります。
ご主人と奥さん2人でやっているとは思えないくらいのメニューの豊富さです。

もともと気候が温暖な地中海は北ヨーロッパよりも豊かだったということを感じさせられます。

基本はケバブのようなグリルにしても野菜が挟まっているし、クスクスやサラダはひき肉や野菜とソース・ペーストを混ぜるのでバランスもよく、ワイワイ食べるには最適です。
(クスクスは地中海沿岸の中でも地域によって若干違いがあるそうですがどこが違うかは酔っ払って失念(苦笑))
香辛料もそんなにきつくないし、ラムも臭みがありません(このへんはジンギスカンブームで良質のラムが流通するようになった恩恵かも)。

お酒もチュニジアやトルコなど各国のビールやワインがあります。
レバノンのワインは比較的有名ですが、チュニジアのワインは直輸入だと思ったら輸入している商社があるようでびっくりで、しかもお店で飲んでも安いので商売になるのか心配なくらいです。
赤ワインも比較的軽めですが、安っぽくはありません。
ガツガツ食べながら飲むにはちょうどいい感じです。

ただ若干問題は、クスクス。
小麦をそぼろ状の細かい粒にしているだけあって、皿に盛ってあっても粒が細かい分隙間が密なので、見た目よりもお腹にたまります。
頼みすぎ、特に追加注文はよく考えてからのほうがいいです。


帰りが遠いのが難点ですが、暑いうちにもう一度くらいは行ってみようと思います。


PS
家に帰ってから「ローマ人の物語」の「ハンニバル戦記」を読み返してます。

アルプスを象を歩かせて越えるより、カルタゴからコルシカ島まで象を船に乗せて運ぶほうが簡単だったというあたり、発展途上国の地方部では携帯電話の方が有線電話より先に普及するというのに似ていますね。


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北関東の底力

2009-03-15 | 飲んだり食べたり

ここのところ3週連続でゴルフ・スキー・ゴルフと続き、遊びも続くとしんどいなどと贅沢を言っております。

今回は水戸の方に泊りがけでゴルフに行ったときの話。
七分咲きだった偕楽園の梅には目もくれず、季節が終わる前にと鮟鱇鍋。
特に感動したのが初めていただいた「鮟鱇のかぶと焼き」。なかなか手に入らないもののようです。

こんな感じで出てきます。 (この写真は水戸の名店のHPからの借り物です)

顔としては上下逆ですね。

特に頬のところにゼラチン質が集まっていて美味です。
アンコウというのは海底にじっとしていてほとんど動かず、動かすのは口だけなんだそうで、確かにこの部分は魚の肉、という感じでした。
(口しか動かさない、というあたり何だか共食いみたいですが・・・)

たまに刺身を買う産地直送の魚屋の店長の話でも、水揚げしてもアンコウは生きているのか死んでいるのかわからないそうです。入れてあるバケツを蹴飛ばすとちょっとだけ尻尾が動くくらいだとか。
くぼんでいる目玉のところをつかんで持ち上げるらしいのですが、それでもぴくりともしないそうです。
逆に歯はとても鋭く、下手に持つと手をざっくり切ってしまうそうです。
そして、生きていると噛み付いて二度と離さず、ゴム長くらいは簡単に食いちぎられてしまうとか。こじ開けるにも相当の力が必要だそうです。


お土産はこれも水戸名物の納豆。舟納豆という高級品です。

これがまた美味い。
大豆が小粒で味わいが凝縮されています。

愕然としたのが、これがなくなった後にスーパーで売っているパック入りの納豆を食べたとき。
一体これは何だ、というくらい味がしません。単に粘ついている丸い豆という感じです。
納豆菌自体はそれほど変わらないのとすると、大豆の品質でこうも違うのでしょうか。それとも蒸し方などにコツがあるのでしょうか。

確かに値段もかなり違います。舟納豆が1パック80gで136円に対し、スーパーの納豆は45g×3パックで安売りで98円。
グラム単価を計算すると2.3倍ですが、味の違いは感覚的には5倍くらいはあるので値打ちは十分にあるかと。

都内では置いてある店がわからなかったので取り寄せようかと調べたら、送料が890円かかるので目下思案中です。


北関東の底力を感じた週末でした。

 

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キューピー・プロユース「ふわふわオムライス」

2008-12-21 | 飲んだり食べたり
キューピーはマヨネーズだけでなく加工食品も扱っていて、カロリー調整食や介護食などではけっこう有名らしいです。
関係の仕事をしている友人が、プロユースというシリーズ、特にオムライスは「誰でも簡単に美味しいオムライスが作れる」と絶賛していました。

サンプルをくれ、と言ったら冷凍なので持ってくるのも送るのも面倒くさい、と言われ、騙された(ら今度おごらせればいいや)と思い自分で購入してみました。

それがこれ、



ふわふわオムライスセット
4人前2,852円というのはけっこういい値段ではあります。

早速作ってみました。

中身はチキンライスとオムレツとデミグラスソースに分かれています。

まずがオムレツを湯せん。
15~20分とけっこう時間がかかります。



デミグラスソースは3分なので途中で加えます。


チキンライスは袋ごと電子レンジに入れて5分




袋を開いてそのままひっくり返して皿に盛り付け、ちょっと形を整えます。




そこに温まったオムレツを乗せます。




サンプルの写真にあるように、スプーンでオムレツに切れ目を入れると、中はあれまぁ、半熟になっています。
このあたり、卵を使い慣れたキューピーの技術なんでしょうか。

(ピンボケ失礼)



オムレツがチキンライスの上にきれいに広がります。




デミグラスソースをかけて出来上がり。



けっこうそれっぽく出来たので、本人はご満悦です(笑)


味の方もなかなか美味しいです。
電子レンジで温めたので、チキンライスは時間が経つとちょっと水分が抜け気味になりますが、オムレツが覆っているので気になりません。


冷静に考えると1人前700円+手間ひまをかけるなら外食でもいいかもしれませんが、外出も買い物も面倒くさいときに冷蔵庫にあるとかなり重宝すると思います。



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ママチブ

2008-12-20 | 飲んだり食べたり
新橋の韓国料理店。
韓国語で「母の家」という意味だそうです。

新橋の繁華街からちょっとはずれた、ここ10年くらいで店舗が増えたあたりの裏手にあるので、グーグル・ストリートビューでみると、昼間はさえない事務所街風なのですが、夜はいろんな飲食店の電飾看板で見違えるようににぎやかになります。
プライバシー侵害が問題になっているのでさらに難しいかもしれませんが、繁華街限定の「グーグル・ストリートビュー夜版」というのがあっても面白いんじゃないかと思います。


メンバーに韓国によく出張に行くのがいたので、注文を任せることに。

(食べて飲むのに一生懸命で写真がありませんが、ぐるなびの写真を参考にしてください)

サンギョプサル
厚切りの豚バラ肉を石板で焼いて薬味と一緒にサンチュや胡麻の葉でくるんで食べます。
肉の厚みが半端でなく、ガスコンロの片側に板を敷いて全体を傾けて石板の端から脂が流れるようなセッティングが野趣をそそります。

ど壺ホルモン
長いソーセージ状になったものが出てきます。一瞬小腸じゃなくてその中身だろ、と突っ込みたくなるような外観なのですが小腸を裏返して作るという手のかかったもの。歯ごたえ・味わいともそこらのホルモンとは一線を画す味です(味噌味・醤油味・塩味から選べます)。

カムジャタン
豚の背肉とジャガイモがメインの辛い鍋。豚肉は背骨ごとばらしたものが鍋からあふれんばかりに乗ってきます。
骨をつまんで肉を食べながら、カイロプラクティクの治療院にある脊椎の模型を思い出しました。
鍋を食べ終わった後はラーメンを入れて食べるのが韓国風ということ。出てきたのがインスタントラーメンのような乾麺ですがこれがスープをいっぱい吸って美味。
さらにご飯を入れようと頼んだら「炒め飯がお勧め」とのことで頼んでみると、白米をごま油で軽く香りづけしたものに韓国海苔ときざみねぎなどが載ったものがでてきました。
このオジヤも美味。

このほかにチヂミ、トッポッギ(棒状の餅の甘辛炒め)、チョレギ(サラダ)、タン・カルビ・ハラミの上焼肉セット、キムチ盛り合わせ、最後に直径20cmくらいの鍋にかき氷とアイスと小豆・生クリーム・フルーツなどがてんこ盛りの名物デザート(名前失念、頼んだ時には反対したけど意外とおいしかったw)。
それに6人で生ビール15杯と1リットルの甕で出てくるマッコリ5杯(いずれも推定)。

久しぶりの暴食で翌日昼まで腹が減りませんでした(汗)

しかもこれで一人7000円弱というのはとてもお得です。

店内には女性連れのグループも多く
・店の中が煙たい
・席によっては石焼の脂が飛ぶ(紙エプロンはもらえます)
・辛いものが多い
ということを事前説明しておけば、若い女性にも喜ばれるのではないでしょうか



ただ、案内するときに、間違っても店名を漢字変換しないようにご注意を・・・


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ホットワイン

2008-11-20 | 飲んだり食べたり



不用意にも風邪を引いてしまったところに近所の酒屋でホットワインを発見。

赤ワインにスパイスや砂糖・蜂蜜などを入れて暖めて食前酒などで飲んだり、身体が温まるので風邪退治などにも使われるということで何年か前から風邪を引いたときに安ワインを買って暖めて飲んでいたのですが、このように最初から味付けしてある「ホット専用品」は初めて。
アニス・チョウジ・シナモンなどを加えて香り付けしてあります。
ドイツ製で「グリューーワイン」というみたいです。


早速あたためていただきました。

風邪引きの身に身体が温まります。
自家製の素人仕事だと、身体が温まってるのか酔っているのかわからなくなってしまうのですが、これはアルコール度数も9度と控えめです。


卵酒はどうも・・・(僕もそうです)という人にはお勧めです。

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