一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

映画あれこれ(久しぶり)

2014-07-21 | キネマ
この連休、久しぶりにDVDを借りて映画を観ました。

最近全然観ていなかったのは、時間がなかったのか、ほかのことの優先順位が高かったのか、精神的に余裕がなかったのか。

ただ、TSUTAYAに行っても、あまり食指を動かされる作品がなかったのも事実。
アクション・バイオレンスかSF(人類絶滅)かミステリかホラーか恋愛ドラマか詐欺師・銀行強盗ものかエロか、要するに七つの大罪とはよく言ったもので、タイトエルを見ただけでその手のものとわかる作品が多い感じがします。

もっともそう思うのは、精神に柔軟性がなくなってきたからかもしれませんが。

で、今回は考えないで済みそうなアクション・バイオレンスもの


『キック・アス ジャスティス フォーエバー』

『キック・アス』の2作目。1作目は観たんだけどブログに書き忘れていたようです。
続編になるとリアリティを出すために主人公の成長や葛藤を織り込む必要が出てきて、かえってそれが1作目の大胆な設定の魅力をそいでしまった感じ。
その結果、残念ながら詰め込み過ぎでストーリーが飛んだり、展開に無理があったりというのが目立ってしまった。





つぎは『RED』の2作目、『RED リターンズ』。
こちらは、オッサン達は悩みがないので、前作以上に好き勝手やってます。
本作から加わったアンソニー・ホプキンスとイ・ビョンホンも楽しそうです。





『地獄でなぜ悪い』
『冷たい熱帯魚』の園子温監督の作品。
もともとバイオレンスが得意な監督ですが、これは怖さはなく明るいバイオレンス。
北野武作品のような妙な気取りもないし、(スプラッターが苦手な人にはお勧めしませんが)楽しく撮った感じです。
『キル・ビル』(これは2003年でブログを始める前の作品)を観て「俺ならこう撮る」と温めていたものを作品にしたのではないかという印象。




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『小屋から家へ』

2014-07-13 | 乱読日記
別荘というのは実際に使う日数は限られているうえに、いざ使う段になると掃除だの冬場の水抜きなんだのと結構手間がかかるもので、結局、親戚や親しい友人が持っているのが一番いい、という都合のいい結論になる。

ここで取り上げられている「小屋」の多くは別荘建築なのだが、小屋という限られたスペースだけに、いわゆるよくある別荘の機能-知人・友人を呼んでバーベキューをしたり泊めたりする-をそぎ落とした、オーナーのきわめてプライベートでcozyな空間に仕上がっている。

雑誌など取り上げられる建築は、どこか気取ったり肩ひじ張った感じのものが多いが、できることが限られている小屋であればこそ、オーナーは見栄でなく自分がくつろげることだけを求めているのではないだろうか。

実際オーナーはかなり頻繁に使っていたり、中には定住したりしている人もいるのだが、こういう隠れ家を持っていれば、毎週末でも使いたい気がする。


先立つものを別にすれば。






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ものは聞きよう

2014-07-03 | よしなしごと

各社割れる回答 集団的自衛権 世論調査

選択肢の書き方で結論はずいぶん変わる、といういい例。

「国民の97%が幸福」というブータンの幸福度調査は、幸福度を "very happy" "happy " "not very happy"の3択で聞いていて、"happy"の前2者を合計すると、国 民の97%は幸せということになるのと似ている。
幸福度を測る(中)―経済政策と幸福度について考える参照)

 

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