週刊ダイヤモンド「新興市場の断末魔」の後日談。(これもgrandeさん経由の情報です。)
監査法人ウイングパートナーズのサイトに掲載された「週刊ダイヤモンドに掲載された記事について」
当該記事PART4「許されざる監査法人」という表題・内容は悪意、あやまった憶測に満ちており不適切である。当該記事の意図は、継続企業の前提が付いている企業=市場から退出すべき企業であり、その延命に中小零細監査法人が高額報酬をとって手を貸しているという事をいいたいものと察する。そのための記事では売上高と監査報酬との比率等の全く意味のないデータを用い故意に自らの主張を裏付けるため、また読者に誤解を与える記事を記載している。
しかしながら、そのような憶測は監査に関わっている大半の公認会計士は当然理解できるはずであるが、全く現実とは異なるものである。監査を受嘱する場合には監査受嘱に対するルールを守り、実際の監査業務を所定の基準により淡々と行ってゆくのみである。また監査報酬についても高額報酬を要求することもない。
当監査法人の他にも、KDA監査法人、アスカ監査法人の名前が挙がっているが同様の事情であると推察する。
その意味で当該記事については経済誌の内容としては一定レベルの基礎知識が不足していることに加えて、誤った憶測に基づく内容であり極めて不適切なものと言わざるを得ない。
主張としてはgrandeさんの指摘とほぼ同じですね。
あまりにこじつけの記事を書きすぎると、だれも取材に応じてくれなくなる(または妙な意図を持った人しか応じなくなる)んじゃないでしょうか。いや、既になっているのかな?
ここまできたら週刊ダイヤモンドから「ウチは経済誌じゃないもん。見出しで釣ってる一般週刊誌と同じことをして何が悪いんだよ。」というような反論を期待したいところです。