子どもの頃、昭和40年頃までは世界連邦や国連軍がまだ信じられていました。
世界連邦は世界の国境がなくなってできる連邦。
国連軍は争いを起こす国を退治するため国連がもつ軍事力。
世界連邦は三島由紀夫が小説で取り上げたくらい現実味がありました。
やがて世界の国々から軍隊が消えて国連軍が世界の平和を守る、というのもいまより現実味があった。
多分、朝鮮戦争ではうまくいかなかったがそのうち進化するだろう、というような思いがあったのでは。
それでもSFアニメとかには地球連合軍が宇宙の平和を守るというような想像上の世界で痕跡みたいに残ってはいました。
しかし最近ではたとえアニメの世界でもシラフではできないでしょう。
実際、常設国連軍による世界平和維持はいつの間にか理想に祭り上げられ、当の国連も各国の自衛権行使を認めるようになった。
それでも同じ軍事行動でも国連決議に基づいたほうが、という国連尊重は湾岸戦争の頃まであったが、今はそれすらどうでもよくなっている。
ウクライナ紛争やシリア・イラクのイスラム国にしてもNATOは多少の存在感はあるが国連のコの字もでてきません。
国連にはもはや力はまったくなく権威がわずかに残っているだけ?
なんだか末期の室町幕府みたいです。
世界連邦は世界の国境がなくなってできる連邦。
国連軍は争いを起こす国を退治するため国連がもつ軍事力。
世界連邦は三島由紀夫が小説で取り上げたくらい現実味がありました。
やがて世界の国々から軍隊が消えて国連軍が世界の平和を守る、というのもいまより現実味があった。
多分、朝鮮戦争ではうまくいかなかったがそのうち進化するだろう、というような思いがあったのでは。
それでもSFアニメとかには地球連合軍が宇宙の平和を守るというような想像上の世界で痕跡みたいに残ってはいました。
しかし最近ではたとえアニメの世界でもシラフではできないでしょう。
実際、常設国連軍による世界平和維持はいつの間にか理想に祭り上げられ、当の国連も各国の自衛権行使を認めるようになった。
それでも同じ軍事行動でも国連決議に基づいたほうが、という国連尊重は湾岸戦争の頃まであったが、今はそれすらどうでもよくなっている。
ウクライナ紛争やシリア・イラクのイスラム国にしてもNATOは多少の存在感はあるが国連のコの字もでてきません。
国連にはもはや力はまったくなく権威がわずかに残っているだけ?
なんだか末期の室町幕府みたいです。