最近の左翼新聞は朝日・毎日のような全国紙より地方紙の方が左翼的と言われます。
全国紙はさすがに変化を感じているが田舎新聞は感じているどころか自身が老化していることすら気がついていないのでしょう。
こういう鈍さの原因、二つほど挙げときます。
まず第一、地方紙社員は地元のエリートであること。
正確にはあくまで地域限定という条件付きで、それも自分がエリートと思い込んでいるに過ないにしても、県庁の役人や県庁所在地マクドナルドのバイトと同様、とにかく地元では得難い貴重な仕事ではあります。
その二、地方紙は独自の主張や論説をあまり考えなくていいこと。
全国紙のような全世界に張り巡らせた取材網は地方紙にはありませんから、全国ニュースや海外ニュースは外部からの情報に頼ることになります。
昔はそれでもマスコミとして格好がついていて地元読者も尊敬してくれたが、独自の情報源がない点では今や一般ネット人と大差はなくなっています。
なのにそうしたニュースを流すだけを続けていれば自分で取材や主張を考えなくていいから思考が停止し、さらには退行幼児化さえ進む。
そして田舎紳士的エリート気取りに思考停止が加わってネット上で得意になるとやがて…。
どうなるかお分かりかな?