多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川のアカシアが花盛り

2010-05-18 | Weblog
多摩川では中流を中心にあちこちにアカシアが群生していますが、今頃がちょうどアカシアの花盛り。写真のようにクリーム色(というか咲き始めは白い)が満開で、風に花が舞いアカシア蜂蜜でおなじみの濃密で甘い香りがムンムンと流れてきます

お花見と言えば桜ですがアカシアの花見も悪くないのでは。桜が満開になるのは花冷えの天気が安定しない時期ですが、寒さと雨を機にしながら雑踏でのお花見より澄んだ五月の空の下でアカシアの花見のほうが余程快適では

と、日本の伝統に挑戦していますが、桜が純和風のズンドコ節に焼酎日本酒とすればアカシアはやはり西洋風でクラシックミュージックにワインみたいな雰囲気があります

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川崎大師交通安全祈祷殿 多摩川沿いのランドマークシリーズ

2010-05-17 | Weblog
タイトルでお分かりのこの寺院。多摩川沿いからは写真の反対側の裏手からチラッと見えるだけでランドマークというには少々無理がありますが、ご覧のとおり強烈なインパクトなのでご紹介します

建物は築地本願寺に似ていますが、違いは写真のように本殿前までドライブスルー風に車で入れることです。ということは奮いお寺みたいに苔むした山門をくぐってではなく駐車場のゲートから入るわけで、カーナビではどういうジャンルで検索したらいいか知りませんが近くには白地に赤と青の「川崎大師 交通安全祈祷殿」の派手な看板が出ているのですぐ分かるでしょう

設計した人も設計した人なら施主の川崎大師もなかなかのもので、ラスベガスあたりなら埋もれるかもしれませんが、日本の高速や国道沿いだったらショッピングセンターやパチンコ屋、ラブホテルなどと並んで堂々、存在をアピールできることでしょう

場所は当然川崎大師の近くですがこのロケーションはちょっと惜しく、環八や246、青山通りみたいな目立つ所に進出して強烈なイメージをおおいに発散してもらいたいですな

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多摩川の小川というか秘境

2010-05-16 | Weblog
特に多摩川の中流ですが、流れが枝分かれし本流に沿って小川になって流れているとか、細長い湾みたいになっていきどまりになっている、さらにそれが水量で変化して複雑怪奇なパターンになっているところがあちこちにあります

ベトナム戦争の映画に出てきそうなこの写真もその一つで、見えにくいですが草むらの中に小川になって流れています。こういう細くて浅い川には魚も大していないので釣り人も立ち寄らず、人のあまり入らない茂みというかヤブになっているところが多いです

というわけで秘境的要素もあり探検気分で歩くには向いていますが、まさかこういう細かい地形がグーグルの地図に出ているわけでなし。各自で発見するのが楽しみということで、まあヘビに注意して歩いてみて下さい

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ついでに桜も切ります? 二子玉川再開発

2010-05-15 | Weblog
昨日は再開発で変わり果てた二子玉川の町のお話でしたが、今日は二子玉川のコンクリート護岸工事の話です。例の土建屋元締め役所が護岸工事で桜・松の並木を切ると言っている所ですが、目下ご覧の写真のような状況です

地元が高層ビル建設でもめている間のドサクサまぎれについでにこっちの木も切っちゃえと考えているのか、もしそうなら例の土建屋役所もインドネシアの違法伐採業者も頭の中身は似たようなものかな。東南アジアが出たついでに言うと、土建屋役所のあの大臣の顔、タイのアピシット首相になんとなく似ているね

そのタイも悲劇的状況になってますが、この分だとひょっとして今年あたり、昔懐かしい二子玉川が消えてしまった悲劇の年だった、なんてなりかねないですな。それにしても二子玉川関係でこういうことばかり書くのもホトホト嫌になってきます

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二子玉川が高層ビルで埋まる…

2010-05-14 | Weblog
二子玉川の再開発はときどき取り上げています。さて、今回の写真、これは玉川税務署あたりですが、どこかどう変わったかというと緑というか木が一本もなくなった。昔懐かしく残っているのは玉川税務署だけで、殺伐としたこの工事現場を土建屋のオッサンがさっそうと行き来している。昔の二子玉川を知る人にはこんなの見たくもない、と言いたくなるのでは

以前、ドバイや上海じゃあるまいし二子玉川に高層ビルを建てて何がおもしろい、と言ったことがありますが、こういうのを見ているとやはりバカじゃないかと思う。同じ高層ビルの再開発をやるにしても、工場跡地を利用した武蔵小杉や大田区あたりのほうがナンボかマシに見える

と、悪口言ってオシマイになりましたが、ただ実のところ、二子玉川は私の根拠地じゃないので詳しいこと聞かれても今一つ。ちなみにこういう問題を取り上げている住民運動にたとえば「玉川にエコタウンを作る会」というのがあり問題提起していますので関心をお持ちのかたはそちらを当たってはどうかな

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ガス橋そばの八幡神社 多摩川の寺社シリーズ

2010-05-13 | Weblog
多摩川のガス橋を渡った川崎側、JR南武線の平間駅の近くの道沿いにこの八幡社があります。本来なら初詣シリーズでご紹介すべきでしたがなぜか忘れてしまいました。場所は大通り沿いで特に車や自転車の人にはこの上なく分かりやすい場所で、分かりやす過ぎる上にそれほど大きくなく目立たないのでかえって見落とすかもしれません

ご紹介が遅くなったのも神社に責任を転嫁するようですが、こうした小さい神社によくあることですがここの神社の由来が全然分からなかったというのもあります。分からないからだからこうやってブログに書きこんで皆様に知ってもらう、という理屈です

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宿河原の堰堤は多摩川の名所

2010-05-12 | Weblog
このダムというか堰堤、宿河原の堰堤とか言われるようですが正式の名前は知りません。ただ登戸と和泉多摩川の間のこの一角、電車の交通の便もよく、釣り、貸しボート、グラウンド、病院、ラブホテルと周辺の施設も至れりつくせりで特にこの時期は児童生徒の団体もよく見かけます

自分とすれば多摩川のこのあたりを歩くなら、ここみたいなゴミゴミしたとこよりも狛江から二子玉川にかけての川筋沿いのように隠れ場的な所の方が楽しいですが、そうしたヘソ曲がりは言わず、多摩川の名所のこの辺もまずは楽しんで下さい

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自転車のスピード出し過ぎ防止だそうです…

2010-05-11 | Weblog
今年に入って多摩川サイクリングロードの調布エリアに写真のようなものが作られました。道を横切ってつけたデコボコに自転車が乗り上げてスピードの出し過ぎを防止するという仕掛けです

こんなもの作りゃがって、このヤロウ、と腹を立てている人は、どの党派の議員がこういう自転車対策を推進したか調布市のサイトを見れば大体分かりますから、選挙のときにでもタップリお礼をしてあげては

それにしてもこのデコボコ上を走るのが嫌なら写真でも分かるように道の横を迂回すればいいわけで、これでスピード抑制効果は半減で税金の無駄遣い、貴重な多摩川の草地の緑も踏まれて少しはげてしまいました

ここで教訓。露骨な禁止策はかえって反発をかってあまり効果がないこともあるようですな

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JR東海道線多摩川鉄橋

2010-05-10 | Weblog
というタイトルですが、肝心の電車はあまりよく見えません。ここは東海道線に加え京浜東北線も走り、少し下流には京急線の鉄橋もある、まことに忙しい一角です。そのわりには最近話題の撮り鉄の皆さんもあまり見かけません

理由を想像すれば二つある。まず東海道線の特急急行が殆どなくなって通勤電車ばかりになったこと。第二にゴミゴミした街中のイメージが強いのではということです

自分も遠い昔、「銀河」だの「あさかぜ」だの「高千穂桜島」だの「瀬戸」などの在来線特急急行でここを通ったものでした。第二にゴミゴミしたイメージですが実際にゴミゴミしているのですが、水と緑の意外なスポットもある、そういうことで中国か東南アジアみたいな写真を載せておきます

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調布の上石原若宮八幡神社 多摩川の寺社シリーズ

2010-05-09 | Weblog
調布市上石原は多摩川サイクリングロードが調布から府中にかかるあたりはサイクリングロードでもなかなかの眺めで、地名を知らなくても、ああ、あそこかと分かる人も多いでしょう

そのサイクリングロードを多摩川から離れて進んだ鎮守の森にあるのが、写真の上石原若宮八幡神社という長い名前の神社です。この付近は多摩川から武蔵野への雰囲気の変わり目で、多摩川沿いとはちょっと言いにくいですが一見というか参拝する価値はあるでしょう

調布の寺社と言えば深大寺の存在感が圧倒的ですが、ここのようなシブーイ所も結構あります。この神社の由来は現地の案内板にありますので詳しくはそちらをどうぞ

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聖蹟桜ヶ丘から多摩川のお散歩

2010-05-08 | Weblog
というタイトルにしましたが、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅から距離は少しあります。ここから上流の四谷橋あたりまでの多摩川の河原はお散歩に向いてるので取り上げました

では対岸の府中側の同区間はダメかというとそういう意味ではなく、こちらの多摩市側のほうが写真のようにゆったりとした雰囲気で、人や自転車の少ないのも加わってのんびり歩きたい人向けではということです

多摩川の川幅も写真では広々としていますが、このあたりを過ぎると狭くなり山のなかの川のムードが出てきます。ただこの散歩コース、難点を言えば電車の人には四谷橋からの便が悪いことでしょうか

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多摩川から丹沢が見えますが…

2010-05-07 | Weblog
東海道新幹線の富士あたりから南アルプスがかなり見えるが、殆どの人は目の前の富士山に気を取られて気がつかない、という話があります。この関係は多摩川からの富士山と丹沢の関係にも当てはまります

そもそも山好きの人でない限り丹沢自体あまり知らない。都心からも富士山がはっきり見えましたー、とかのTVニュースで富士山が映りますが、手前にある丹沢にはほとんど触れません

多摩川から見える山は富士山にさらに奥多摩も加わるから、丹沢の存在感はますます薄くなるのでしょう。写真は珍しくはっきりと丹沢が見えたときのものですが、確かに奥多摩に比べても山並みが単調な気がします

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二子の渡しの碑と対岸の高層ビル

2010-05-06 | Weblog
多摩川にあった渡し舟の記念碑、ときどき取り上げますが今日の写真は二子の渡しの碑です。川崎側にある鏡面ピカピカステンレスのシリーズ物の碑、昔の渡し場のあとに営々と作られこの碑もつい最近できたものです

碑に書いてあることは昔はここに渡し舟があり大山詣での人などでにぎわったが二子橋ができて廃止という具合で、他の渡し舟の碑と同じパターンです

が、ここで写真にも写っている対岸の二子玉川を見よ。何がおもしろくて高層ビルを建てたり土手の木を伐ったりするのか知りませんが、たとえ小さくても歴史を残そうと碑を建てる川崎側のほうがよっぽど文化的では。世田谷の住人は川崎なんぞ格が下だと気取っているかもしれないが少しは見習いなさい

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多摩川 岸辺の散歩道

2010-05-05 | Weblog
こういうタイトルにはしましたが、写真の道標、本当は「多摩川 岸辺の散策路」と書いてあります。この道標、どこからどこまで設けられていて誰が作ったのか知りませんが、一番目立つのは二子玉川と狛江の間の東京側の河原です

自転車や車でなく多摩川沿いを歩く、しかもなるべく水辺を歩くにはこのエリアが確かにおもしろいでしょう。当ブログは自転車コースよく取り上げますが、機会があればこの散策コースもご紹介しようと思っています

ただ道標とかコースといいましたが道案内の道標が完備されているわけでもなく、好き勝手に歩け、といったコースでしょう

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多摩川の「けやき通り」

2010-05-03 | Weblog
「けやき通り」という名の通りは首都圏のいたるところにあり、一昔前のラーメン屋の「来々軒」みたいに新興住宅地の典型みたいなありふれた名前では

多摩川沿いにもケヤキは多いですが、一本立ちで小ぶりなのが多く、堂々たる大樹の並木道というのはあまりないようです

そういう中でこの写真のけやき並木は貴重な存在で、時期も秋の落葉のときのモサモサしたのより今頃の新緑のほうが見栄えがします。写真ではちょっと分かりにくいですが、この道のパースペクティブの突き当たりが多摩川の土手というのもうまくできています

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