10年くらい前からボーダーレスだのグローバル化だのと煽るようになりました。
IT発達で世界はネットワーク化され、資本も労働力も国境を超えて行き交い市場も世界規模で広がるというのです。
地球市民が手を取り合って仲良くすれば世界は平和で豊かになどという、あの平和憲法が夢想しているような世界がこれで実現できると思ったのもいたことでしょう。
しかし現実はどうなったか?
国境を超えて行き交った結果、民族・宗教対立が激化し格差が広がりついでに伝染病も広がり、ロクなことにはならなかった。
極端な言い方をすれば、ISILもウクライナも南朝鮮の反日も中共の尖閣侵略もエボラ出血熱も、ボーダーレス化とグローバル化が引き起こした。
ではどうすればいいか?
鎖国です。
鎖国が無茶だと言うなら、幕末の攘夷思想に一度戻るべきです。
当時の志士たちは攘夷で何を目指したのか、もう一度頭をリセットして攘夷の志士たちの危機意識と向き合うべきでは。