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なにはともあれ、リターンとリスク(=標準偏差)について押さえておこう!

2010-02-02 09:34:57 | 運用

リターン=Rは、次のように計算します。
Rは、各期のリターンの平均値です。
R=(R1+R2+R3+・・・+Rn)/nです。  nは期間です。
このように計算されるリターンは、算術平均といいます。

リターンの分散は、リターンのばらつき度合いを表すものです。
リターンの分散={(R1-R)^2+(R2-R)^2+(R3-R)^2+・・・
          +(Rn-R)^2}/n
要するに、各期のリターンからリターンの平均値を引いて2乗し
た数値の合計を期間数で割ったものです。

そして、リスクは、年率のリターンの標準偏差で表します。
リターンの標準偏差=√(リターンの分散)なので、リターンの
分散=ばらつき度合いの平方根がリスク、ブレ幅ということです。

何とか説明できていますでしょうか?

さて、数式はこれくらいにして、運用商品のリターンや標準偏差は
どこから情報を取ったらいいのでしょうか?

モーニングスターのホームページから入手できます。

あいおい損害保険の個人型年金の運用商品のうち、国内株式型の
『トピックス・インデックス・オープン』の情報は、
モーニングスターから、投資信託→確定拠出年金[DC]用ファンド検索
→ファンド名を入力→運用会社を選択→検索をクリックすると、『トピック
ス・インデックス・オープン』が出てきます。

ここから、ファンド詳細→スナップショットをクリックすると、下のほうに、
パフォーマンス情報として、トータルリターンと標準偏差=σ(シグ)が
記載されています。

1年間のトータルリターンは、6.9%で、標準偏差=σは、20.46%です。
なに20.46%   続く