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有効な『分散投資』は、同時に同じ方法に動きにくい資産を組み合わせること!

2010-02-11 09:54:58 | 運用

一般に、大まかな資産の分類(「アセットクラス」といいます。)では、
株式、債券、外国株式、外国債券、現金と分けることができます。

では、同じ方向に動きにくいとは、どういうことでしょうか?

金利、為替、債券、株式の動きは、次のようになります。

  金利  上昇   ⇒  円高
                  債券価格は下落
                  株価は上昇

  金利   低下  ⇒  円安
                  債券価格は上昇
                  株価は下落
 
債券価格と株価は、反対方向に動く

運用先を債券と株式に分けると、リスクを低減する効果がある『分散
投資』となります。正確に言うと、『分散投資』のひとつの方法です。

では、運用先を債券と株式に分けてみようということで、もう一度
あいおい損害保険の運用商品を見てみましょう。

・マイストーリー・株25
・マイストーリー・株50
・マイストーリー・株75

という運用商品があります。
いくつかの資産を組み合わせて作られている『バランス型』の投資信託です。

・マイストーリー・株25は、株式が25%(日:17%、外:8%)、債券が75%
・マイストーリー・株50は、株式が50%(日・34%、外:16%)、債券が50%
・マイストーリー・株75は、株式が75%(日:45%、外:30%)、債券が25%
組み入れられている商品です。
このうち、株式には日本株式と外国株式が入っています。
(日=日本株式、外=外国株式)

外国株式は、日本株式よりリスクが高くなります。

では、このように資産が組み合わされることによって、リターン、リスクと
手数料は、どのように変化するでしょうか?          
                       続く