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運用商品(ファンド)の情報をもう少し詳しく見てみよう

2010-02-04 09:50:33 | 運用

あいおい損害保険の個人型年金の運用商品のうち、国内株式型の
『トピックス・インデックス・オープン』は、確定拠出年金専用ファンド
で、東京証券取引所第一部に上場されている株式を主要投資対象
とし、TOPIXに連動する投資成果を目指しています。原則として300銘
柄以上に分散投資しています。

なるほど、なるほど。TOPIXと同じ値動きをするファンドということか。

過去1年のトータルリターンは、6.9%で、標準偏差=σが20.46と
いうと、2標準偏差が40.92。
ということは、値上がりすると47.82%で、値下がりすると-34.02%
   
    [計算] 6.9+(20.46×2)=47.82%
         6.9-(20.46×2)=-34.02%

モーニングスターのサイトで、σをクリックすると、σの用語解説を
見ることができます。それによると、
「この数値が高い程、ファンドのリターンのブレが大きくなります。
 例えば、同一のリターンが期待される2つのファンドがあった場合、
 σが大きいファンドほど期待したリターンからカイ離した結果となる
 可能性が高くなります。」と書かれています。

つまり日本株式の標準偏差=ブレ幅は、20.46%なのです。
大きいですよね。

値上がりすればうれしいけれど、DCでの運用は、老後生活資金なので、
もう少し手堅く行きたいと、考える人のほうが多いと思います。

では、どうするか?
『分散投資』です。
それって、「卵・・・」
そうそう、確か「卵は一つかごの盛るな」でしたよね。