ポートフォリオは、元々は紙挟みのことですが、それが転じて、安全性や
収益性を考えた、有利な分散投資の組み合わせや資産構成を意味します。
自分のポートフォリオを作るにあたって、バランス型投資信託の資産配分を、
参考にしてみましょうということですが、ちょっと先を急ぎすぎていたようです。
投資信託は、分散投資に優れた商品ですということで、まず最初に、『トピック
ス・インデックス・オープン』を見ました。
『トピックス・インデックス・オープン』は、東京証券取引所第一部に上場されて
いる株式を主要投資対象とし、TOPIXに連動する投資成果を目指しています。
原則として300銘柄以上に分散投資しています。そして、過去1年のトータルリ
ターンは、6.9%、リスク=標準偏差=σが20.46でした。
リスク=標準偏差=σ=ブレ幅が、20.46では大きいということで、バランス型
の投資信託でのリターン、標準偏差と比べてみました。
そうすると、それぞれの投資信託=ファンドの資産配分に対して、
・マイストーリー・株25は、株式が25%(日:17%、外:8%)、債券が75%
・マイストーリー・株50は、株式が50%(日・34%、外:16%)、債券が50%
・マイストーリー・株75は、株式が75%(日:45%、外:30%)、債券が25%
リターンとリスク=標準偏差は、以下のように変化しています。
・マイストーリー25は、この1年のリターンは、9.69% リスクは、6.04%。
・マイストーリー50は、 9.99% 9.89%
・マイストーリー75は、 12.82% 13.64%
ファンドの構成が日本株式だけの『トピックス・インデックス・オープン』
より、債券や外国株式を組み合わせた『バランス型』のファンドのほうが、
リスクが軽減されていることが分かります。
続く