適格退職年金の制度廃止まで、後2年となりました。
制度終了までに移行が終わらないと、最悪強制終了というパターンも
ありそうです。
急いで移行しないと、ということで、標記のように、適年から中退共への
移行時に、中退共の掛金を5千円あるいは1万円と定額で設定するやり方
には、注意が必要です。
上記の方法は、養老保険のハーフタックスプランと組み合わせて提案され
ることが多いと思います。
なぜそうなるのかというと、中退共の掛金は、適年からの移行に際して、
掛金テーブルを作るのに、使いずらいということがあります。
退職金の支給カーブは、たいていS字カーブを描きます。このS字カーブに
合わせて、中退共の5千円以上3万円まで16種類(1千円あるいは2千円
刻み)の掛金で、退職金の支給カーブと同じS字カーブは作れません。
ですから、従業員の持分に関係なく、全員定額の掛金として、間尺に合わ
ない金額は「残余の額」にしてしまい、養老保険を組み合わせると、なんと
なく移行ができたように見せることができます。
上記のようなやり方での移行はしないほうがいいです。
過去に、保険会社から提案されていた、適年を中退共と養老保険にする
プランのコストを半分以下に抑えた内容で、移行後の制度設計ができた
案件がありました。
既に適年を中退共と養老保険に移行しているケースや、現在同様の
提案をされているケースは、是非ご相談ください。
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