大手生命保険6社が企業年金から運用を受託している、団体年金保険の
特別勘定※の運用利回りが、2009年度は平均18.59%と3年ぶりにプラス
になりました。08年秋の金融危機以降、低迷していた国内外の株式相場が
上昇したことが主因となっています。
しかしながら、過去2年間の運用不振を補うまでには至っていません。
07年度は平均マイナス15.09%、08年度はマイナス22.41%と、年金資産は
大きく目減りしました。
どのような推移になっているか、計算してみましょう。
企業年金の運用利回りを2%と予定していたとします。
2007年度の期初の年金資産を100として計算すると、
・2007年 予定:102 実際:84.91(△15.09%)
・2008年 予定:104.04 実際:65.88(△22.41%)
・2009年 予定:106.12 実際:78.12(18.59%)
となり、予定していた年金資産に対して、28不足していることになります。
※団体年金は、従業員の年金支払いなどに備えた企業の資金を生保が
受託して株式や債券で運用している。一般勘定と特別勘定がある。
一般勘定が一定の利回りを約束するのに対し、特別勘定は運用実績
がそのまま利回りに反映される。高い利回りを期待できる半面、資産が
減少する危険性もある。
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ブログは昨日の木曜日が更新日でした!
公開したつもりが、公開しないにチェックが入っていました。
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